「今のプロレスって登場するキャラクターがバラエティに富んでいるからドラマや映画を観る感覚で観られるところが魅力。観ていて飽きないんですよね」

熱狂的なプロレスファンとして知られるお笑い芸人ユリオカ超特Ｑさんが主催するイベント「プロレス談話室ユリオカ　～第３戦～」が11月７日に東京・阿佐ヶ谷ロフトＡで開催決定！　プロレスファンならずとも楽しめること確実!!　というイベントについて、また、プロレスの魅力についても熱～く語ってもらいました。チケットは毎回売り切れ必至なので、購入はお急ぎを!!
──過去２回と今回も、イベントには東京03の豊本明長さんが出演されるんですよね。
「彼とは18年以上のつき合いで年間30～40試合は一緒に観戦する仲なんですよ。でも本当は、豊本クンは観客数が少ないような、マニアックなプロレスが好きなんですけどね。会場の客数十人とプロレスラーの中で、一番知名度が高いのは豊本クンかもしれないっていう試合。そういった僕も知らないような選手のことを、しゃべるわけですよ。放っておくと2時間しゃべっちゃうだろうし、選手が答えに困るようなマニアックなネタフリまでした過去があるので、彼のためにミニコーナーを作りました。あのトークの時って、一番イキイキしてるんじゃないですか、下手したらテレビの時よりも。ちなみに彼の特技、知っていますか？」

──いいえ。教えて下さい。
「外国人レスラーを場外乱闘へ誘導すること（笑）しかも誘導できるレスラーが何人かいるのに、テレビでは披露できない特技なんですよねぇ」

──テレビ放送が減ったプロレスは、人気は下火なのでは…。
「と、思いますよね？　でも、実は、去年あたりからじわじわと盛り上がりつつあるんですよ。新日本プロレスのＧ１　ＣＬＩＭＡＸが多分、10年ぶりぐらいに超満員の札止めになったんですよ、８月に。プロレスがカードゲームになって、そのスペシャルサポーターにＤＡＩＧＯさんが起用されたことで、ファンが増えてきたというのも理由の１つでしょうね。20代のファンが増えてきているみたいだから、世代が入れ替わる時期でもあるでしょうし。あとはＡＫＢ48の小森美果さんと倉持明日香さんがファンだと公言したことも影響が大きいかと」

──ユリオカさんが感じるプロレスの魅力とは？
「今のプロレスって、登場するキャラクターがバラエティーに富んでいるから、ドラマや映画を観る感覚で観られるところが魅力だと思います。正義の味方と悪者、外国人のほかにも、試合中に敵のお尻を触る、オネエキャラのレスラーまでいますからね。ヒーローショーに似た一面もありますし、アクロバティックな技は華やかさがありますし、コスチュームも派手。観ていて飽きないんですよね」

──若い女性が惹かれる理由も教えて下さい。
「ファンサービスが充実していて、試合後に選手がハグをしてくれたり頭をなでなでしてくれるから、ハマッてしまうというのはあるでしょうね。イケメンレスラーが筋肉を触らせてくれたりもするんで、というか、触ってもらいたいレスラーも多いので（笑）あの肉体美が好きな女性にはたまらないはずですよ。そういった意味では今回（11月７日）のイベントゲストの棚橋弘至選手は正統派のイケメンレスラーで女性ファンも多いですから、ぜひ、女性にも足を運んで頂きたいですね」

──主催イベントはプロレス人気に一役買っているのでは。
「そうであったらいいな、という思いはありますよね。僕ら芸人は興味のない人たちにも興味を持ってもらえるようにトークをするのが役割ですから。レスラーのみなさんはトークのプロじゃないですけど、しゃべってみると意外と面白い方っているんですよ。そういったプロレスでは見られない新たな魅力を引き出すのも僕の仕事で、イベントの醍醐味でもありますね」

──談話室を開催することになった経緯を聞いてませんでした。
「初回は誕生日イベントを開いてもらえるって話になって、でも僕はそういうことをしたい性格じゃなくて、それなら好きなプロレスラーやアイドルを呼びたいな、ってところから始まったんです。ありがたいことに毎回大盛況なんですよ。プロレスに興味が沸くような内容ですから、プロレスファンではない方もこれを入口にして頂ければ」

──ユリオカさんは大学生時代、学生プロレスのリングアナウンサーをしていたほど、根っからのファンですよね。
「あれが僕の、芸人としての原点なんです。学生プロレスのアナウンサーって観客を笑わせるパフォーマンスが必要とされるんですけど、あの経験で人を笑わせる快感を知って、芸人になろうと決めたんですよ」

──達人、ユリオカさんに話術を学ばせてください。
「（笑）人を笑わせようと思わないほうがいいですし、話上手になろうとしなくてもいいんじゃないでしょうか。それに、僕は芸人ですから人よりも口数多くしゃべりますけど、しゃべってばかりの人は嫌いって人もいますからね。特に営業職なんかだと、聞き上手のほうが信用されたりしますよ。だから上手く話ができるようになるよりは、聞き上手になるほうが実生活に適している気がしますね」

──最後に今一度、プロレスファンを増やすべくＰＲを！
「プロレス観戦は、デートコースにオススメなんです。予期しない場外乱闘で『キャーッ!!』なんて、女の子が抱きついてくる可能性が大きいんですよ、実は。だから、お互いに好意は持っているけどもっと仲良くなりたい！　と目論んでいる男性は女性と観戦して下さいね！」