【相談No.134】共働きをしている同い年の妻が、長年の夢だった小説家になりたいと言い出しました。子どもは2人いて19歳と15歳。まだ学費がかかるので、妻には仕事を続けてほしいと思ってしまう自分がいます。応援してあげられない自分は、心が狭いのでしょうか。(50歳/男性)
俺は、相談者の心が狭いと思うよ。収入が減るとか心配する前に、家族全員でお母ちゃんの夢をサポートできる体制を作ってあげればいいだけじゃん。
お母ちゃんが働いているのは昼間だよね? まさかキャバクラじゃないよね?(笑)だったら、夜にしなければいけない家事を、相談者と子ども2人が手伝えばいい。子どもの性別がわからないけど、年齢的にはヘルプぐらいはできるでしょう。夜ご飯だって、毎日頑張って作らなくたっていい。出前だっていいんだからさ。小説家になりたいって言うけど、小説の勉強ってとにかく書くことと、先人の作品を読むことがメインだよね。毎晩プラス休日に勉強できれば、十分じゃない? 家族の協力があれば、仕事を辞めずに続けられると思うんだよね。
何歳になっても夢を追うのは悪いこととは思わないけど、小説家1本で食っていくのは相当、大変らしいけどね。たとえばこの10年間で直木賞や芥川賞を受賞した作家が現在、どんなヒット作を出してどんな活動をしているのか、ネットで調べずに答えられる? ある高名な作家は「小説『だけ』を書いて生活できているのは、日本に10人もいない」と語っていたらしい。賞を獲っても担当編集者から「小説だけでは食べていけないから仕事は辞めないように」って、勧告されるとも聞いたことがある。小説家になるのは、それほど狭き門だということ。
おそらく目指しているお母ちゃん自身が一番わかっていて、それでも夢を叶えたいってことでしょう。結果はどうなるか誰にもわからないけど、仕事を辞めないプランを考えて応援してあげて!
【相談No.135】45歳独身です。行きつけのスナックのママに片思いしています。通い続けてかれこれ2年が経ちますが、ママの態度はつれないままで、少しもなびいてくれません。そこで相談です。どうしたらママを口説き落とせますか。教えて頂きたいです。(45歳/男性)
水商売の女を落としたいなら、気っ風よく金を使うしかないよ。相談者が通っているスナックの規模がわからないけど、1回で50万円使ってもらえたら、ママ側からすれば万々歳でメロメロになってくれるんじゃないかな。その予算で30万円のボトルを入れたとする。「今夜はこれで飲ませてくれ」と伝えてお釣りはもらわず、ボトルも飲みきらず、次に行ったら前回の残り資金は店にサービス。これで完落ち確定。この方法は俺が若い頃に、京都の舞妓たちにさんざん手のひらで転がされて学んだ手法なんだよ(笑)プライベートで偶然出会って、「今度、お店に来てね」と気軽に出会うなら話は別だけど、店で出会ってしまい店員と客との関係を越えようと思うなら、札束に物言わせるしかないんだよね。水商売という戦場は悪賢い者同士が互いにだまし合う「狐と狸の化かし合い」。
ママは金を稼ぎたい。きっとママを狙っているヤツは大勢いる。差をつけたいなら、金しかないでしょう?
経営者側はね、心なんて欲していないの。「愛しているから今夜はツケで」なんてママが喜ぶと思う? ある程度の金が用意できないなら、甘い夢は見るなよ!
PROFILE
小沢仁志(おざわ・ひとし)
1962年6月19日生まれ 東京都出身
人気シリーズ「日本統一」に登場する山崎一門を主役に描く『劇場版 山崎一門~日本統一~』が10月21日(金)新宿バルト9ほか全国順次公開。
公式ブログ
【小沢アニキへの相談大募集!】
お悩みを募集しております。ご希望の方は、ニックネーム・年齢・性別とお悩みを記載してweb@dokant.com、又は 公式Twitterまでお送り下さい!
小沢仁志(おざわ・ひとし)
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企画・取材・文/内埜さくら 撮影/大駅寿一