【取材こぼれ話】「早耳!エンタメ・インタビュー512」は小林涼子さん。
◆水谷豊監督作品への出演が決まった時の感想は。「去年の2月頃にお話を頂いたのですが、水谷さんとは一度もお会いしたことがなかったので、最初はドッキリかと思いました(笑)撮影前日まで『もしかしてウソでは……』と思っていたほどです。どこかで観てくださっていたのでしょうか。すごく不思議だなと感じました」
◆現場の雰囲気は?
「水谷さんも檀ふみさんも岸部一徳さんも大先輩ですが、怖い意味の先輩ではなく、人生の先輩として向き合ってくださいました。もちろん、最初は緊張しましたけど、諸先輩方の経験を吸収したかったので、教えて頂ける楽しさのほうが大きい現場でした」
◆テレビ朝日開局60周年記念作品『やすらぎの刻〜道』出演について。
「脚本を担当している倉本聰さんには、台本の読み方を教えて頂きました。私は以前『一番大切な人は誰ですか?』というドラマで、宮沢りえさんの娘役を演じているんです。倉本聰さんは、宮沢りえさんに多大な影響を与えた方。“お母さん”と作った“おじいちゃん”に会えるという気持ちでうれしかったです」
名優水谷豊さんが監督第2作&初脚本を手掛けた映画『轢き逃げ ―最高の最悪な日―』が5月10日より全国公開される。親が認めた男性を愛し、順調な結婚生活を送るはずだったが一転、轢き逃げ犯の妻となってしまった令嬢の白河早苗役を演じた小林涼子さんは、本作をどう捉え、どう向き合ったのか。自身の価値観も踏まえて深掘りした。