ボーイズスタイルファッションのカリスマでモデル、アーティストなどマルチに活躍のAKIRAさんとYouTubeのチャンネル登録者数20万人を超える人気ロックバイオリニストAyasaさんが初タッグ。+A(プラスエー)なるユニット名でシングル『忘却のセイント』をリリースした。日本を軸に海外でも活躍する2人が融合した楽曲&MVの魅力と制作秘話に迫る。多忙な2人のプライベートも明かしてもらった。
イメージはジャンヌ・ダルク撮影では1分間もキスを…!
──お互いの第一印象を教えて下さい。AKIRA(以下、AK)「Ayasaちゃんのアニソンライブを観に行かせて頂いたのが初見なんですけど、何てキレイなコなんだろうと思いました」
Ayasa(以下、Ay)「私はAKIRAさんが表紙を飾っていた『KERA』を以前から買っていて、髪型とかに憧れていたんです。美容院に行く時はAKIRAさんの写真を持参して『この髪型にして下さい』とお願いしていた時期もあるほどファンだったんです」
AK「俺の“髪型ファン”って、多いんだよね(笑)」
Ay「あはは!まずは形から入ろうじゃないですけど、いつも好きな雰囲気の髪型をされていたので…」
AK「それ、ファンじゃないでしょ?髪型が好きってことでしょう?」
Ay「違いますよ~。AKIRAさんが出演してテーマソングを歌った舞台『ヴァンパイア騎士』のテーマソングも買いましたし。だからファンのみなさんには、イチファンの私がコラボしてスミマセンという感じなんです」
──仲良しなんですね。AKIRAさんは大学の音楽学部卒、Ayasaさんは3歳からバイオリンを習い、育った環境が似ていたことも仲良くなった理由では?
AK「ウチは母親が幼稚園の先生だったので、3歳から中学校まではピアノを弾いていました。あまり好きではなかったですけど(笑)Ayasaちゃんはバイオリンですからお嬢でしょうね」
Ay「いえいえ。我が家は両親とも音楽とは無関係でした。ただ、父がクラシック音楽やクラシックバレエが好きだったので、勧められるまま始めたんです。両親は勉強を頑張るタイプだったので、私には一芸を身に着けさせたかったみたいです」
──音楽という共通点がある2人の1stシングル『忘却のセイント』。作詞はAKIRAさんが担当していますよね。
AK「いつもは電車の中とかでスマホに入力していくんですけど、今回はコラボなのでテーマについてLINEでやり取りさせてもらいました」
Ay「私、ジャンヌ・ダルクみたいな女性がいいって言いましたよね」
AK「そう。カッコよくて強い女性がいいと。あまり詳しくなかったんで、ジャンヌ・ダルクをイチから調べ直して(笑)3パターンぐらい書いた中から選んでもらったんです」
Ay「AKIRAさんみたいなカッコイイ女性とコラボするのは初めてなんですけど、完成した楽曲を聴いたら女性ボーカルの枠を超えた素敵な仕上がりでした。でも、漢字が多い…(笑)」
AK「いつもはもっと漢字が多いんです。今回はAyasaちゃん用に熟語も少なくして漢字も控え目にしました。間違わないように(笑)」
──MVでは衝撃のシーンも。
AK「あのキスシーン、撮影では1分間ぐらいしたんですよ。数秒しか使わないのに誰の趣味であんなに長くしたんだろうって(笑)長かったよね?途中で笑っちゃったもん」
Ay「笑ったところが使われたんです」
カップリングの『姫柘榴』と共にライブで楽しんでほしいす
──改めて本楽曲のPRを。AK「俺、『カッコイイ』と『楽しかった』ばかり言うから頼むよ!(笑)」
Ay「AKIRAさんのおっしゃる通りの楽曲なんですけど、ライブで楽しめると思うので、まずは音源を聴いてからライブに来てくださるとうれしいです」
──カップリングの『姫柘榴』の作詞もAKIRAさんが担当。
AK「最初は『柘榴』でしたけど、女2人なので『姫』をつけたんです。俺の中でシングルやアルバムの中で1曲はラブソングを入れたいという想いがあるので、恋愛要素の強い歌詞に仕上げました」
──プライベートなお話も。コレがないと生きていけないモノは。
Ay「アニメと激辛です。Instagramには激辛の“赤列”があるんですが、赤すぎると定期的に親から怒られるので、女子っぽい健康によさそうなメニューも挟むようにしています」
AK「あるよね~。カップ麺ばかりアップしているとLINEで怒られるんだよね。しかも長文で。ブログにメイクの過程動画を載せた時も怒られたし、ほぼクレーム(笑)SNSを更新する時に怖いのは親の目という…」
──あはは!AKIRAさんは?
AK「特に何かに対して執着がないので、しいて挙げるならベッドですかね。最近休みの日は1日中、ベッドの上でずーっとゴロゴロしています。作業もノートパソコンを持ち込んでベッドの上で。ちょっとお高いマットを買ったから心地よくて離れられません」
──最後にユニットとしての目標を!
Ay「みなさんのおかげで完成したユニットと楽曲なので、たくさんの方々に聴いて頂きたいです」
AK「目標を持たない2人なので、とにかく楽しんで聴いて頂ければ。お互いのスケジュールが合う時に、不定期でも続けていけたら最高ですね」
INFORMATION
■1stシングル『忘却のセイント』
INFO
ボーイズファッションのカリスマAKIRAと、人気ロックバイオリニストAyasaがコラボレーション。5月12日のファン限定お披露目ライブにて始動。タイやフランスを始め各国からオファーを受け、日本から世界へ発信していく。表題曲とカップリング『姫柘榴』は共にAKIRAが作詞を手掛け、ヴィジュアル系メタルバンドMEJIBRAYのMiAが作曲を担当。CHAIN musicから好評発売中。
1500円(税込)
PROFILE
AKIRA(あきら)
2月15日生まれ。
08年、雑誌「KERA」の読者モデルでデビュー。14年にソロアーティストとして「黒執事 Book of Circus」エンディングテーマでメジャーデビュー。モデル、アーティストとして海外のフェスに多数出演。また、舞
台を中心に役者としても活躍。
公式HP
公式Twitter
Ayasa(あやさ)
10月19日生まれ。東京都出身。
11年、インストゥルメンタルバンドSword of the Far Eastに参加。ライブや音楽制作を経て、15年にソロ活動をスタート。YouTubeでの演奏動画でも話題に。18年、ミニアルバム「CHRONICLE Ⅴ」をリリース。注目度が高
いバイオリニストの1人だ。
公式HP
公式Twitter
■1stシングル『忘却のセイント』
INFO
ボーイズファッションのカリスマAKIRAと、人気ロックバイオリニストAyasaがコラボレーション。5月12日のファン限定お披露目ライブにて始動。タイやフランスを始め各国からオファーを受け、日本から世界へ発信していく。表題曲とカップリング『姫柘榴』は共にAKIRAが作詞を手掛け、ヴィジュアル系メタルバンドMEJIBRAYのMiAが作曲を担当。CHAIN musicから好評発売中。
1500円(税込)
PROFILE
AKIRA(あきら)
2月15日生まれ。
08年、雑誌「KERA」の読者モデルでデビュー。14年にソロアーティストとして「黒執事 Book of Circus」エンディングテーマでメジャーデビュー。モデル、アーティストとして海外のフェスに多数出演。また、舞
台を中心に役者としても活躍。
公式HP
公式Twitter
Ayasa(あやさ)
10月19日生まれ。東京都出身。
11年、インストゥルメンタルバンドSword of the Far Eastに参加。ライブや音楽制作を経て、15年にソロ活動をスタート。YouTubeでの演奏動画でも話題に。18年、ミニアルバム「CHRONICLE Ⅴ」をリリース。注目度が高
いバイオリニストの1人だ。
公式HP
公式Twitter
撮影◎おおえき寿一 取材・文◎内埜さくら