File.26 日本プロ麻雀連盟所属 蒼井ゆりかプロ
──麻雀初体験はいつですか?
「静岡でショップ店員をしていた19歳の頃です。仲間内で麻雀店に行ってセットで打っているのを見て、一度混ぜてもらったらハマったんです。それからフリーで行き始めました」
──即ハマったんですね!
「それまで勝負事って一度もやったことがなかったんですけど、嫌いじゃなかったんでしょうね。それに私、ハマりやすい性格みたいです。ここ3〜4年はスノボに夢中で、シーズン中は休日を全部費やして泊まりで滑りに行くほどですから」
──ハマってプロになった、と。
「最初はよく行く麻雀店の店長に『バイトしない?』と誘われて、点数計算もできない状態で教えてもらいながらウエイトレスとして働いたんです。その店長が連盟のプロで、初めてプロという存在をそこで知ってテストを受けました。今もですけど当時も女性の麻雀人口が少なくて、もっと誰でも気軽に遊べるように麻雀を普及したい、女性をもっと増やしたいと思ったので」
──プロになる際、お母様は反対しなかったのでしょうか。
「母は私が小学校の時に離婚して、女手一つで姉と私を育ててくれたから尊敬はしているんですけど、私がどんな仕事をしているのかいまだに理解していないみたいです(笑)プロになると伝えた時も、『何をするの?』ときょとんとしていましたし、テレビ番組を録画したDVDを送ってもたぶん、インタビューしか観ていない気がします。目標の1つである女流桜花戦での優勝を母に報告する日を迎えたとしても、『それなあに?』と流されてしまいそうです…」
──あはは! 蒼井プロはプロ9年目ですが、この道を選んだことを後悔していませんか?
「コンビニ、喫茶店、居酒屋、ピザの配達…いろんなバイトをしましたけど今が一番楽しいから後悔はしていません。でもプロは、なってからの方が大変だとはいまだに感じます。フリーだから、仕事を見つけるのは自分自身ですし、全て自分にかかっていますから」
──では仕事を得るために大切にしていることは何ですか?
「人間関係です。私は優しい先輩達がいるからこそ、今の自分があると思っています。たとえば他店舗のゲストに呼ばれる時って、店舗から連盟にオファーを出すか直接プロに連絡が来るか、先輩の紹介が多いんですね。ありがたいことに私はほぼ、先輩からの紹介なんです。だから私も後輩を紹介する。そういう優しい流れを大切にしたいです」
──ただプロは結果を出すことも仕事です。ゲン担ぎは?
「勝負下着を身につけて、負けた時の洋服は着ないようにしています。家を出る直前に気づいて着替えたこともあります。新しい洋服を着た方がモチベーションも上がる気がします」
──ありがとうございます。麻雀を普及したいとのことでしたが、初心者にレクチャーを。
「点数計算ができなくてもネットやゲームセンターでゲームをしたレベルで遊びに来て大丈夫です。事前にスタッフに説明しておけば、後ろについてマナーを教えてくれますから。もしそれでも不安だったら、私のスケジュールを確認して遊びに来て下さい。私が教えます!」
PROFILE
蒼井ゆりか(あおい・ゆりか)
6月1日静岡県生まれ。趣味はスノーボード、料理、旅行、美味しいお店巡り。
公式Twitter
蒼井プロと会えるお店はココ!
麻雀 BULL(ブル)中野店
〒164-0001
東京都中野区中野5−63—1 サンメイトビル3F
TEL:03-3387-5506
年中無休
JR中野駅北口徒歩1分
公式HP
※勤務曜日と時間は要問い合わせ。蒼井プロのブログやツイッターでも確認できます。
蒼井ゆりか(あおい・ゆりか)
6月1日静岡県生まれ。趣味はスノーボード、料理、旅行、美味しいお店巡り。
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麻雀 BULL(ブル)中野店
〒164-0001
東京都中野区中野5−63—1 サンメイトビル3F
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※勤務曜日と時間は要問い合わせ。蒼井プロのブログやツイッターでも確認できます。
取材・文/内埜さくら 撮影/花井智子