File.13　日本プロ麻雀連盟所属　高宮まりプロ

──高宮プロはグラビアでもよく拝見しますが、初めて水着で仕事をしたのは連盟発行のポスターでしたよね。
「プロデューサー役をしていた、宮内こずえプロからお声がけして頂いて挑戦したんです。だから初回も今までもすべて、雀プロとしてグラビアに出ているんです。でも先日ゲストでお店に行った時“グラビアアイドル・高宮まり来店！”と書いてあって微妙な気持ちになりました（笑）私、雀プロなのにって」

──美人でＧカップ、しかもスタイル抜群ですから仕方ないですよ。スタイル維持方法は？
「胸は母が『昔は大きかった！』と言い張るので、遺伝ということにしておきます（笑）だから、特に何もしていないんですよ。３歳から中３まで趣味で習っていたクラシックバレエのおかげかもしれません」

──美人雀プロとして人気を博す原点もお聞きしたいです。麻雀を始めたきっかけは？
「理系の研究職に就きたくて、都内の予備校に通うために茨城から上京して一人暮らしを始めました。二浪して人生について考えて、働いてみようと思って。当時は自分に合う仕事を探すために、１年間でバイトを転々としました。道行く人にフルーツを売るバイト、ショップ店員、受付嬢、ファミレス、薬局…覚えていないバイトもあるし、どれも続きませんでした」

──１年でそんなに転職して、生活は賄えたんですか？
「上京して初めて住んだのが家賃２万８０００円のボロアパートだったから、生活費はそれほど必要なかったんです。最初から無理したくなかったし、親に負担をかけたくなかったので。あのアパート、築40年以上は経っていたと思います。お風呂が付いてなくてトイレも共同、広さは四畳半。当時を思い出すと、モラトリアム期間だったと懐かしくなりますね。その頃に、友人からネットの麻雀ゲームを教えてもらって始めたんです。部屋にパソコンがないから、漫画喫茶に通っていました。それで、実戦をしてみたくて雀荘でバイトを始めたんです」

──そこから半年後にプロになった動機は何でしたか。
「雀荘に来店するプロが試合に出たという話を聞いて、私も試合に出たいと思ったんです。リーグ戦に出て勝ちたいというのが、今でも私の原動力ですね」

──勝負師として、試合前にゲン担ぎはしていますか？
「例え具合が悪くても睡眠時間が少なくても、朝ご飯はしっかりと食べることです。白米がベストなんですけど朝マックも好きで、気分で選んでますね」

──麻雀とグラビア、仕事に忙しそうですが、男性ファンは高宮プロの恋愛観も知りたいかと。
「生命力が強くて可愛げがある人が好きで、自分が気に入ったら最後まで面倒を見ようと思う気持ちはあるんですけど、私お酒をまったく飲まないから出会いがないんですよ。大人のデートって決まってお酒が絡みますよね。相手の方には飲んでもらってかまわないんですけど、私がシラフだと口説きづらいですよね？でも私は飲めないから羽目を外すにも限度があるし…どうしたらいいでしょう（笑）」