Twitterのフォロワー数13万人を超える『Popteen』のモデル“まえのん”こと前田希美ちゃんが主演した映画『ヲ乃ガワーWONOGAWAー』が公開中。近未来に生きる考古学者を演じたまえのんに、撮影秘話を聞きました。「撮影したのが2年前だから、どんな反応が返ってくるか楽しみでもあり不安でもあります」と語っていたので、観た人はTwitterにコメントをしてみては?
常に前向きでいつもハッピー撮影中も幸せ盛り沢山でした
──映画は地球が大崩壊する話ですが、もし地球が明日なくなるなら、何をしますか。「地球が崩壊する原因を突き止めて阻止します! 行動しなければ現実を変えることができないし、自分ができることは精一杯、やり尽くしておかないと、後悔するじゃないですか」
──おっ、前向きな性格ですね。
「そうですね。常に前向きだし毎日、今この瞬間も常にハッピーです。もし辛いことがあったとしても、ハッピーと言葉にするようにしています。口に出すともっと幸せを呼び込めるような気分になれるんですよね」
──撮影中もハッピーでしたか?
「仕事なのに旅行気分を味わえて、すごくハッピーでした。東京で仕事がある日以外は2週間近く、米沢に泊まり込みで撮影をしたんですけど、旅館のご飯で何度も米沢牛を食べることができましたし、温泉は貸し切り状態で入ることができましたし。劇中、温泉へ入るシーンがあるんですけど、実は映画用に作ったセットなんですね。だから撮影中、どんどんお湯の温度が下がってきて寒かったんですけど、後で本物の温泉で身体を温めたら、体調も崩さずにすみました。あと、現地に到着した時、ファンの女の子が朝の10時から夜の10時まで待っていてくれたと聞いて、感動しました」
──高所の撮影が多かったですが、高所恐怖症の前田さんにとってはアンハッピーだったのでは?
「確かに、工場の中の階段は真下が丸見えで、手すりしか掴まる場所がなかったから怖かったです。でも最近仕事で、日本で一番高いところにあるバンジージャンプを飛んだんですよ。ほかのコがトライしてるのを見て、私にできないはずがない! と、事務所NGだったのに制止を振り切って飛びました(笑)挑戦してみたら怖いものがなくなったから、映画を撮影した2年前は怖かったですけど、結果的に今は克服できちゃいました」
全て失っても自分を貫けるか問いかけながら観てほしい
──何を聞いても前向きってすごい(笑)映画もそんな気持ちになれそうなストーリーですよね。「設定は近未来だから非日常的ではありますけど、友だちとか家族という日頃、大切にしているものが一瞬でなくなってしまう話なので、自分の状況に置き換えて観てほしいですね。何もかも失っても、自分のやりたいことを突き通せるか、問いかけながら観ると、別の角度からも楽しめると思います」
──衣装も見どころの1つでは。
「アシンメトリーな衣装なんですけど、私が着た状態で、バランスを見ながらハサミでザクザク切って完成させたんですよ。だから片方の腕や太ももだけが出てたりするんですけど、撮影が真夏だったから、それでも暑くて汗びっしょりになりました」
──前田さんって、今回の衣装や設定を含め、変わった役柄を演じることが多いですよね。
「そうなんです。意外と学園ものに出ていないから制服を着て鳴海クン(=漫画『なみだうさぎ~制服の片思い~』の鳴海空大)みたいな男のコとラブストーリーを演じてみたいです! いつもはクールなのに、女子を呼ぶ時に、『さん』付けするギャップに萌えたい(笑)」
──その作品ではやはり“顎クイ”も?
「鉄板でお願いします(笑)調べてみたんですけど、顎クイって古い漫画にしか出てこないんですよね。あれって女子が大好きなシチュエーションなんですけど、男子が習得するにはハードルが高いかもしれないので、作品でお見せできる機会があればうれしいですね」
INFORMATION
■映画『ヲ乃ガワ -WONOGAWA-』
INFO&STORY
西暦2033年、地球規模の天変地異が発生し、わずかに生き残った人類は各地に小規模なコミュニティを形成して生きながらえた。それから1000年後、かつて温泉地だった場所に築かれた王国ヲ乃ガワで、考古学者の月山ヲノガ(前田希美)が1000年前の地層から風化した携帯電話を発掘。歴史を揺るがす、ある証拠を突き止める。山形県米沢市にある小野川温泉の地域活性化を目指し、同地の若者たちと山口ヒロキ監督が中心となり、温泉地&SFという異色の組み合わせで描いたオリジナル作品。
CAST&STAFF
出演/前田希美・及川奈央・深水元基・マメ山田・川本淳市・志賀廣太郎・漆崎敬介・ボブ鈴木・税所伊久麿・阿知尚康・阿部恍沙穂・松田俊政・ナオミ・副島淳・こいけけいこ・安友健二・藤崎ルキノ
監督・脚本/山口ヒロキ
配給/ヲ乃ガワ製作委員会
公式HP
渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開中
(C) 2014「ヲ乃ガワ-WONOGAWA-」製作委員会
PROFILE
前田希美(まえだ・のぞみ)
1993年6月16日生まれ 埼玉県出身 雑誌「popteen」公式モデルの愛称まえのん。女優としてもドラマ、映画、舞台を中心に活躍。また、なあ坊豆腐@那奈と、ななのん名義で音楽活動も。映画は「誰も死なない」「携帯彼氏」「リアル鬼ごっこ4」「臨場 劇場版」などに出演。
公式ブログ
公式Twitter
■映画『ヲ乃ガワ -WONOGAWA-』
INFO&STORY
西暦2033年、地球規模の天変地異が発生し、わずかに生き残った人類は各地に小規模なコミュニティを形成して生きながらえた。それから1000年後、かつて温泉地だった場所に築かれた王国ヲ乃ガワで、考古学者の月山ヲノガ(前田希美)が1000年前の地層から風化した携帯電話を発掘。歴史を揺るがす、ある証拠を突き止める。山形県米沢市にある小野川温泉の地域活性化を目指し、同地の若者たちと山口ヒロキ監督が中心となり、温泉地&SFという異色の組み合わせで描いたオリジナル作品。
CAST&STAFF
出演/前田希美・及川奈央・深水元基・マメ山田・川本淳市・志賀廣太郎・漆崎敬介・ボブ鈴木・税所伊久麿・阿知尚康・阿部恍沙穂・松田俊政・ナオミ・副島淳・こいけけいこ・安友健二・藤崎ルキノ
監督・脚本/山口ヒロキ
配給/ヲ乃ガワ製作委員会
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渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開中
(C) 2014「ヲ乃ガワ-WONOGAWA-」製作委員会
PROFILE
前田希美(まえだ・のぞみ)
1993年6月16日生まれ 埼玉県出身 雑誌「popteen」公式モデルの愛称まえのん。女優としてもドラマ、映画、舞台を中心に活躍。また、なあ坊豆腐@那奈と、ななのん名義で音楽活動も。映画は「誰も死なない」「携帯彼氏」「リアル鬼ごっこ4」「臨場 劇場版」などに出演。
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撮影◎おおえき寿一 取材・文◎内埜さくら