ベン・イズ・バック
息子を全力で守ろうとする母の愛と 家族の絆を描く衝撃と感動のサスペンス
『プリティ・ウーマン』『エリン・ブロコビッチ』など、アカデミー賞R受賞女優として多くの作品に出演するジュリア・ロバーツ。様々なオファーの中、次回作に選んだのは、依存症の療養施設から戻った息子を信じ続ける母親ホリーという役だ。
自身でも「このストーリーはとても胸を打たれた」と語り、PEOPLE誌でキャリアの中で最高の役柄と絶賛されているように、これまでのイメージを破り、息を飲む迫力の演技を披露している。
鎮痛薬の過剰投与で知らぬ間に依存症に陥ってしまった息子ベン役に扮するのは、アカデミー賞Rにノミネートされたルーカス・ヘッジズ。監督・製作・脚本は、『ギルバート・グレイプ』の原作・脚本を手がけたピーター・ヘッジズだ。彼はルーカスの父でもあり、大作での親子共演となった。
クリスマス・イヴの朝、19歳のベンは薬物依存症の治療施設を抜け出して実家に戻り家族を驚かせる。久しぶりの再会を母ホリーは喜ぶが、疑い深い妹アイヴィーと良識ある継父のニールは、過去の経緯から、ベンが何か問題を起こして自分たちの生活を脅かすのではと不安に駆られる。
その予感は的中し、その夜、一家が教会でのクリスマスの催しから戻ると、家の中が荒らされ、愛犬が消えていた。誰か分からないが昔の仲間の仕業だ。凍てつくような夜、ベンは犬を取り戻しに飛び出す。それを追うホリー。ベンが過去を清算しようとする中で、息子の人生を食い荒らす恐ろしい事実を知るホリーは、ベンを救うことが出来るのは自分だけであることに気づき、全力で守ることを決意するのだった。
5月24日より、TOHOシネマズシャンテほか、全国ロードショー
【キャスト】ジュリア・ロバーツ、ルーカス・ヘッジズ、コートニー・B・ヴァンス、キャスリン・ニュートン、ほか
【スタッフ】監督・製作・脚本/ピーター・ヘッジズ
【その他】2018/アメリカ/1時間43分
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クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅
きっと今すぐ旅に出たくなる! インド人青年の奇想天外な旅
インドの貧困地域で育った青年アジャは、母の死をきっかけに、1枚の偽札を手に憧れのインテリアショップがあるパリへやってきた。閉店後、店内のクローゼットで一晩を明かすことを決めたアジャだったが、クローゼットがトラックで搬出されてしまう。知らぬうちに奇想天外な旅へと巻き込まれたアジャは、ハプニング連続の旅行を続ける中で様々な出会いを通じ成長していく。
6月7日より、新宿ピカデリーほか、全国ロードショー
【キャスト】ダヌーシュ、ベレニス・ベジョ、エリン・モリアーティ、バーカッド・アブディ、ジェラール・ジュニョ
【スタッフ】監督/ケン・スコット
【その他】2018/フランス/1時間36分
公式HP
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氷上の王、ジョン・カリー
アイススケートを芸術に昇華させた 五輪フィギュアスケートメダリストの光と闇
英国人スケーター、ジョン・カリーはバレエのメソッドを取り入れた演技で、1976 年インスブルック冬季五輪フィギュアスケート男子シングルの金メダルを獲得する。しかし、マスコミが真っ先に伝えたのは、表に出るはずのなかった彼のセクシュアリティだった。同性愛が公的にも差別されていた時代に、ゲイであることが公表されたメダリストの存在は、世界中を驚かせ論争を巻き起こす--。
5月31日より、新宿ピカデリーほか、全国順次ロードショー
【キャスト】ジョン・カリー、ディック・バトン、ロビン・カズンズ、ジョニー・ウィアー、イアン・ロレッロ
【スタッフ】監督/ジェイムス・エルスキン
【その他】2018/イギリス/1時間29分
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アンノウン・ソルジャー
フィンランドvsソ連の戦争を戦った 様々な生い立ちを背負った兵士の人間ドラマ
フィンランドは 1939 年からソ連と戦った“冬戦争”が翌年に終結。その代償としてカレリア地方を含む広大な国土をソ連に占領された。国土回復を掲げ、1941 年フィンランドはドイツと手を組み、再びソ連との戦争を開始した。いわゆる「継続戦争」である。戦地についた兵士たちはそれぞれの守りたいもの、帰りたい場所のためにソ連との旧国境も超えて戦い続ける運命を進んで行く。
6月22日より、新宿武蔵野館ほか、全国順次ロードショー
【キャスト】エーロ・アホ、ヨハンネス・ホロパイネン、アク・ヒルヴィニスミ、ハンネス・スオミ
【スタッフ】監督/アク・ロウヒミエス
【その他】2017/フィンランド/2時間12分
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