小関「3人とも野球部なのに野球をしない映画は珍しいと思います。走るシーンが多かったですが、ユル〜く笑って頂けるとうれしいです」
須賀「深く考えずポップコーン片手に観てユル〜く笑える映画です。学生時代のバカなことに全力を出せるまぶしさとともに笑ってください」
山本「僕らも笑うのを必死に堪えて全力で楽しみました。観てくださる方が元気になって『友情っていいな』と思ってもらえたら最高です!」
須賀健太さん×小関裕太さん×山本涼介さんが初タッグを組んだ映画『ちょっとまて野球部!』が1月27日より全国ロードショー!学生時代から接点があり仲が良かったという3人が,野球をするシーンがない野球部を舞台にした作品の魅力を語り尽くした。絶妙なツッコミとボケは劇中の“3バカトリオ”再現だった…!?
学生時代から3人は仲良しつい現場ではアドリブが…
──初共演ですが、学生時代の学び舎が同じだったそうですね。小関「健太君が僕らの1コ上で、僕ら2人が同い年。やまもっちゃんとは席が隣になったこともあるんです。3学年同時にホームルームをしていたので、当時から仲良しでした」
山本「僕にとって健太君は一番、話しかけやすい先輩だったんです」
須賀「久々にいいこと言うねぇ。そういうのもっと言って(笑)」
山本「こうやって何でも返してくれるんですよ。だから初共演という感覚はほとんどなかったんです」
小関「逆に不思議な感覚でしたし、健太君の仕事モードのキリッとした顔を見たのは新鮮でした」
小関「自覚はなかったと言っていましたが、主役としてみんなを引っ張ってくれましたし」
須賀「僕、君にお金渡した?(笑)普段褒めないのに(3人爆笑)」
──仲良しですね!
須賀「この2人、ボケが雑なんですよ。だから大変で」
小関「今日も大変だけど大丈夫?」
須賀「君たち2人のせいだから!」
小関「だから今日は僕たち2人が取材では率先して話そうねって…」
須賀「フタを開けたら1人の取材の時より僕、しゃべってるわ!」
山本「大丈夫?」
須賀「だから〜!」
──(笑)現場でもこの関係性で?
須賀「このまんまです。だからアドリブも生まれやすかったんだと思います。『ミケランジェロ』と言うシーンもアドリブなんです」
小関「女子高生に絵を描かれるシーンあたりで生まれたアドリブでしたけど、引きずりましたよね」
山本「あのシーンから始まって以降はほぼカットされましたけど」
須賀「最終的にはジェロに変わったのにカットされました。宝来(忠昭)監督が、ものすごく自由に演じさせてくださったんです」
小関「監督の中では画が完成していたからこそなんでしょうけど、ここまで自由に演じさせて頂ける現場は初めてでした(2人も頷く)」
須賀「どこがアドリブか探す鑑賞法も楽しいかもしれませんね。上級者向けかもしれませんが」
大堀&秋本&宮田は部室が落ち着く場所で僕たちは…
──原作にはない、お好み焼きを買い食いするシーンが印象的でした。なぞらえてみなさんの好物は?須賀「裕太は本当にパンが好きなイメージがあります。学校に食パン1斤持ってきていたんですよ! 昼飯の時にちぎりながら食べるから『何をしているんだコイツは!?』と心の中では驚いていました」
──では小関さんの好物は食パン?
小関「食パンと漬物です」
須賀&山本「合わないよ!」
小関「合わせないから!(笑)」
須賀「裕太、最近バンドとセッションしてるよね? 役者から食パン好きなバンドマンになったの?(3人+取材陣大爆笑)」
──須賀さんは甘党ですよね。
須賀「さっき控え室でもスイーツを食べました。最近、僕が甘党だと広がりつつあるのでプレゼントしてもらう機会が増えたんです。生きやすい世界になってきました(笑)」
山本「あとは健太君、ピーマンの肉詰めとナスも好きだよね?」
須賀「ドンピシャで両方嫌いだし」
小関「逆によく嫌いな食べ物を知ってるよね」
──山本さんはラーメン好きですが味覚オンチだとか?
山本「何でも美味しく感じるんですよ。ラーメンはどの味も好きでしたけど、最近は博多ラーメンですね。細麺のバリカタが好きなんです」
須賀「でも味覚オンチなの?」
山本「ファンイベントで4種類のカレーから母の手作りを当てる、ききくらべをしたんです。残り3種類は母のレシピを真似したマネージャーの手作りと、レトルト2種類。で、選んだのは一番安いレトルトでした…」
小関「それ家の中でやったの?」
須賀「誰がターゲットなんだよ!」
──(笑)劇中、部室で「ココが落ち着く」という台詞がありました。みなさんが部屋以外で落ち着く場所は。
山本「お風呂ですね。電気を消して真っ暗にするのが好きです」
小関「僕はカフェかな。コーヒーを飲んでいるとホッとします。気分転換とリラックス同時にできるので」
須賀「僕は映画館」
山本「カフェに映画館って格好良くてズルい!(笑)変えようかな」
──変更禁止です(笑)最後に改めて、この作品の魅力を教えて下さい。
小関「3人とも野球部なのに野球をしない映画は珍しいと思います。走るシーンが多かったですが、ユル〜く笑って頂けるとうれしいです」
山本「僕らも笑うのを必死に堪えて全力で楽しみました。観てくださる方が元気になって『友情っていいな』と思ってもらえたら最高です!」
須賀「何か刺さるものがある作品が好まれる風潮かもしれませんが、深く考えずポップコーン片手に観てユル〜く笑える映画です。学生時代のバカなことに全力を出せるまぶしさとともに笑ってください」
INFORMATION
■映画『ちょっとまて野球部!』
【INFO&STORY】
強豪でも弱小でもない日本一平均的なチーム、県立神弦高校野球部。3年生最後の夏が終わり、残された下級生たちの新たな日常が始まる。1年生の「3バカトリオ」こと大堀(須賀健太)、秋本(小関裕太)、宮田(山本涼介)は、雑用をこなしながら練習に励む日々を送っていた。そんな中、大堀がテストの追試で赤点を取ってしまう。このままでは夏の合宿に参加できないことが分かり、再追試のクリアを目指して悪戦苦闘する大堀だったが…。高校野球部のほのぼのとした日常を描いた、ゆくえ高那さん原作の同名コミックを実写化。
【CAST&STAFF】
出演/須賀健太・小関裕太・山本涼介・宮崎秋人・荒井敦史・塩野瑛久・柳喬之・堀部圭亮・福士誠治ら
監督/宝来忠昭
原作/ゆくえ高那(「ちょっとまて野球部! 県立神弦高校野球部の日常」)
脚本/友池一彦
配給/日本出版販売・東映ビデオ
公式HP
1月27日(土)より池袋HUMAXシネマズほか全国ロードショー
(C)2017 ゆくえ高那・新潮社/「ちょっとまて野球部!」製作委員会
PROFILE
須賀健太(すが・けんた)
1994年10月19日生まれ 東京都出身
主な映画出演作に『スイートプールサイド』『シマウマ』『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』『バースデーカード』『ダブルミンツ』『獣道』など。公開待機作に『サイモン&タダタカシ』がある。
公式ブログ
公式Twitter
小関裕太(こせき・ゆうた)
1995年6月8日生まれ 東京都出身
主な映画出演作に『Drawing Days』『ドロメ 男子篇』『ドロメ 女子篇』『覆面系ノイズ』など。映画『曇天に笑う』(本広克行監督)は3月21日公開。
公式ブログ
公式Twitter
山本涼介(やまもと・りょうすけ)
1995年5月15日生まれ 奈良県出身
『仮面ライダーゴースト』深海マコト/仮面ライダースペクター役で注目を集める。メンズノンノ専属モデルとしても活躍中。主な映画出演作に『好きっていいなよ。』『神さまの言うとおり』など。公開待機作に『ニート・ニート・ニート』がある。
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■映画『ちょっとまて野球部!』
【INFO&STORY】
強豪でも弱小でもない日本一平均的なチーム、県立神弦高校野球部。3年生最後の夏が終わり、残された下級生たちの新たな日常が始まる。1年生の「3バカトリオ」こと大堀(須賀健太)、秋本(小関裕太)、宮田(山本涼介)は、雑用をこなしながら練習に励む日々を送っていた。そんな中、大堀がテストの追試で赤点を取ってしまう。このままでは夏の合宿に参加できないことが分かり、再追試のクリアを目指して悪戦苦闘する大堀だったが…。高校野球部のほのぼのとした日常を描いた、ゆくえ高那さん原作の同名コミックを実写化。
【CAST&STAFF】
出演/須賀健太・小関裕太・山本涼介・宮崎秋人・荒井敦史・塩野瑛久・柳喬之・堀部圭亮・福士誠治ら
監督/宝来忠昭
原作/ゆくえ高那(「ちょっとまて野球部! 県立神弦高校野球部の日常」)
脚本/友池一彦
配給/日本出版販売・東映ビデオ
公式HP
1月27日(土)より池袋HUMAXシネマズほか全国ロードショー
(C)2017 ゆくえ高那・新潮社/「ちょっとまて野球部!」製作委員会
PROFILE
須賀健太(すが・けんた)
1994年10月19日生まれ 東京都出身
主な映画出演作に『スイートプールサイド』『シマウマ』『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』『バースデーカード』『ダブルミンツ』『獣道』など。公開待機作に『サイモン&タダタカシ』がある。
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小関裕太(こせき・ゆうた)
1995年6月8日生まれ 東京都出身
主な映画出演作に『Drawing Days』『ドロメ 男子篇』『ドロメ 女子篇』『覆面系ノイズ』など。映画『曇天に笑う』(本広克行監督)は3月21日公開。
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山本涼介(やまもと・りょうすけ)
1995年5月15日生まれ 奈良県出身
『仮面ライダーゴースト』深海マコト/仮面ライダースペクター役で注目を集める。メンズノンノ専属モデルとしても活躍中。主な映画出演作に『好きっていいなよ。』『神さまの言うとおり』など。公開待機作に『ニート・ニート・ニート』がある。
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取材・文/内埜さくら 撮影/おおえき寿一