男女の関係を長続きさせるためには、２つの壁を乗り越えなくちゃいけないんだよね。１つ目の壁は、お互いに「いいな」と思っていても抱き合うまでに時間がかかること。２つ目の壁は、相手の本性を受け入れられるかどうかと、カラダの相性がいいとお互いに確認できること。カラダの相性は軽視しちゃダメで、悪いと必ずといっていいほど関係が冷めるからさ。

　相談者カップルはこの２つの壁を乗り越えたからこそ、彼氏もプロポーズしてきたんだろう？　しかも、（相談者は）相手が実家住まいであることは事前に知っていたはず。

　「結婚」という具体的なワードが出たから現実的に考えたんだろうけど、だったら１週間程度の「プチ同棲」をしてみては。仕事の都合もあるだろうから、彼氏が相談者の自宅に通うパターンでも構わない。家事が伴う日常生活を一緒に過ごしてみて、夫婦として暮らせるか決めればいいんじゃないの。

　１週間も一緒にいて居心地がいいとなったら、ノリと趣味や好みが相当合う証拠だと思うよ。

　俺は映画を観るのが好きで、１日中家にいたら５本ぐらい観る日もあるけど、「集中力が続かないから１本しか無理」とか「邦画しか観たくない」と言われたらしんどいんだよね。「明日、仕事だから帰って」と言ったことがある。

　もしプチ同棲をするなら、最初が肝心。彼氏は家事初心者だから「家事って楽しいんだ」と感じるような教え方をすれば、率先してやるようになってくれると思う。

　書類（婚姻届）を出した後にうまくいかないと分かったら、かなり苦労する。面倒くさくても、結婚前にプチ同棲を経験したしたほうがいいよ。



【関連リンク】日給1万円以上！高額バイトの求人はこちら 　会社と家の往復っていう日々の生活習慣を変えないと、新しい出会いなんてあるわけがないよね。だからといって、新たな場所に出向いたとしても、新しい友だちや趣味ができるとは限らないのが難しいところなんだけど。

　俺は、役者の友だちで飲みに行くのは決まった４～５人ぐらいで、ほかは芸能界以外の友人ばかり。飲み屋を経営しているヤツもいれば、不動産、建築、モリでマグロの一本釣りをするヤツもいるけど全員、友だちを介して知り合った。一緒に飲んでいる時に「面白いヤツがいるから呼んでいい？」と言うから会ってみたら、会う回数が増えたというか。徹底している条件は３つ。１つ目は、自分が信じている人間を介して出会うこと。何かトラブルが起きた時に面倒くさいことになるから。２つ目は、友だちの友だちとは２人きりでは会わない。３つ目は、友だちの友だちとは連絡先を交換しない。呼ばれたら、行けばいいだけだから。

　俺が言う友だちは、古くからの知り合いだから、相談者も最近はすっかり疎遠になっている高校や大学時代の友人に連絡してみたら？　ただし、金絡みの話をしてくるヤツはＮＧ。株と地面（土地）に触るとロクなことにならないぞ！（笑）