『万博追跡 2Kレストア版』
1970年の大阪万博を舞台に、母と自分を支えてくれた“名も知らぬ恩人”を探し続ける少女の旅を描いた台湾映画『万博追跡』が、2Kレストア版でよみがえる。主演は、当時20歳だったジュディ・オング。万博会場を実際に撮影した貴重な映像と、歌と踊りを交えた華やかな演出、さらにサスペンスとアクションが一体となった追跡劇が展開する。時代の熱気と映画の高揚感を同時に封じ込めた、いま観るからこそ面白い一本。

1970年、大阪万博。台湾パビリオンのコンパニオンに選ばれた日本育ちの台湾人・雪子は、同級生の藤本哲男とともに大阪へ向かう。そんな雪子に母が託したのは、台湾から生活費を送り続けてくれている謎の人物・陳春木を探し出すこと、そして父の死の真相を確かめることだった。
雪子は広大な万博会場を巡りながら、パビリオンで聞き込みを重ね、恩人の手がかりを追いかけていく。やがて神戸へ、さらに別の土地へと旅は広がり、追跡劇は思いがけない展開を見せていく。きらびやかな万博の熱気の中で、一人の少女が過去と向き合いながら“あの人”の正体に迫っていくスペクタクル・エンタテインメント。
本作の最大の魅力は、1970年大阪万博の空気をそのまま映し出した圧倒的な映像記録性にある。太陽の塔をはじめ、当時のパビリオンや会場の賑わいが生き生きと刻まれており、映画でありながらタイムカプセルのような面白さも味わえる。さらに、ジュディ・オングの瑞々しい存在感、華やかなミュージカル演出、追跡劇としてのスピード感も見どころ。歴史的価値とエンタメ性が同居する、唯一無二のレストア公開作だ。



2026年4月10日(金)シネマート新宿ほか全国順次公開
【監督】リャオ・シャンション
【キャスト】ジュディ・オング、フォン・ハイ、フー・ビーホイ、スー・ウェイ、チェン・クオチュン、原田玄、川名美彌、衫森麟
【配給】ハーク、配給協力 Elles Films
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