【取材こぼれ話】「教えてパイセン!直撃インタビュー!!」はANARCHYさん。
◆自身のお気に入りとして挙げてくれた作品は、実在のスケーターチーム〝Z-BOYS〟を描いた05年公開の『ロード・オブ・ドックタウン』。「ジム・キャリーの『マン・オン・ザ・ムーン』(99年公開)とかも好きやし、コメディでも青春モノでも、とにかく観ていて楽しめる映画が好きですね」◆ANARCHYさんが育った、京都・向島団地は、70年代後半に開発された日本有数の大規模ニュータウン。最盛期には、曰く「団地の中だけで小学校が6校ぐらい、公園は30個近くあった」という。「団地はすぐにシメれたけど、先輩が怖かったから、ヤンチャは外でしてました」とは本人談。
◆「とにかく物づくりが好き」だと語るだけに、その創作意欲はとどまることを知らず、近頃では自ら車やバイクのフィギュアを制作したり、趣味で絵を描いたりと、プライベートでも多才ぶりを発揮中。「いまんとこ真剣なのは音楽と映画だけ。そんなにいっぱいはできないんで、それ以外はぜんぶ遊びです」
人気と実力を兼ね備えたカリスマラッパーのANARCHY(アナーキー)さんが満を持して初メガホンを執った映画『WALKING MAN』が、10月11日から全国の映画館で解禁される。荒んだ少年期の逆境からマイクひとつでのし上がった経験をもつ彼だからこそ描ける、唯一無二の〝ラップ×青春〟ムービー。その舞台裏と作品に込めた想いを訊いた。