File.47 日本プロ麻雀連盟所属 大月れみ
──女流プロになる前はラジオや舞台の仕事をしていたそうですね。
「親に『声がいいね』とほめられたことをきっかけに声の仕事をしたくなり、中2の時に富山の養成所に所属したんです。地元で芸能活動をしていて、高校を卒業した18歳の時に上京しました。でも、いざ東京で芸能活動を始めたら目指している人数の多さに驚いてしまって。18歳という年齢が勝負するには遅すぎることも分かって、26歳か27歳の時に事務所が潰れたのを機に辞めました」
──当時の心境は?
「生まれて初めて芸能以外で生きていく道を見つけなければいけないのに、やりたいことが分からずに1年間途方に暮れました。ただ生きていくためにバイトをして、たまに旅行へ行く生活の繰り返しでした」
──そこからプロへの道のりは。
「Abema TVの麻雀チャンネルを観て、衝撃を受けたんです!『実況、解説だけでなくМCもプロの方がされていてプロだけで番組が成り立っている!』って。もともと小学生の頃からゲームは好きで、カードゲームやチェス、花札で遊んでたんです。でも、麻雀は携帯のアプリで遊んだ程度で詳しくなかったから、独学で覚えました。漢字が苦手で最初は『牌』という文字も読めなかったんですけど(笑)ウィキペディアですべての専門用語をクリックしながら覚えたんです」
──プロになってよかったですか?
「私には適職です!ただ、女流プロにはアイドル的な要素も求められるので見た目も大事だなと痛感しています。私、芸能を辞めてから3年間で15キロ太ったんです。早く痩せないと人生、 損しちゃう…」
──趣味の激安旅行先で美味しい食事を摂りすぎなのでは?
「そういえば、旅行から帰るたびに『太った』と言われているかもしれません。この仕事はいつでも休みを取ることができるから、一番安い時期に行っているんです。グアムに2万3千円で行ったこともあるんです。3泊4日でホテルと飛行機代込みで。旅行も行き続けたいし、麻雀も楽しいしプロは天職ですね」
──となると結婚は。
「結婚しても出産してもプロは続けたいです。最近、結婚願望も出てきました。タイプは包容力があって、引っ張っていってくれる男性が好きです!私ドМなんで尽くしたいです(笑)」
──手作り料理で尽くすとか?
「料理は苦手なんです。生姜焼きぐらいしか作れなくて、あとはだいたい焦がします。料理を作ってくれるドSな男性っていますかね……?」
──いないかもしれないので(笑)今はプロとして頑張って下さい!
「ですね!(笑)今後は実況の仕事もしていきたいんです。私の父が目が不自由なので仕事を通して元気な声を届けることができたら凄く喜んでくれると思うんです。声の仕事をしたいという原点の夢も叶えて親孝行にもなれば一石二鳥ですね!」
PROFILE
大月れみ(おおつき・れみ)
1988年11月21日富山県生まれ。
趣味は激安旅行と写真を撮ること。特技は謎解き。麻雀最強戦2018最強戦ガールズ東日本代表。
公式Twitter
大月プロと会えるお店はココ!
『禁煙麻雀Fairy』
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-23-2 新宿サンビル8F
TEL:03-5368-2132
営業時間:10:00〜24:00(年中無休)
JR新宿駅東口から徒歩1分
※不定期勤務のため、会いたい場合は店舗HPか大月プロのブログ、ツイッターで確認を。
大月れみ(おおつき・れみ)
1988年11月21日富山県生まれ。
趣味は激安旅行と写真を撮ること。特技は謎解き。麻雀最強戦2018最強戦ガールズ東日本代表。
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企画・取材・文/内埜さくら 撮影/佐々木和隆