「周りの言うことを聞かず、猪突猛進で突き進む陽子の成長も、温かい目で見守ってくださるとうれしいです」
栃木県宇都宮市発の餃子×LOVEエンターテイメント映画『キスできる餃子』が6月22日より全国公開!イケメン好きなシングルマザー藤田陽子役を演じた女優・足立梨花さんに作品の魅力をインタビュー。現地でレクチャーを受けたプロ直伝の餃子レシピやご自身の恋愛観にもスポットを当てると…!?
演じた陽子はイケメン好き私がイメケンと思うのは…
──シングルマザーの藤田陽子を演じるに際し心掛けたことは?「台本を読んだ時は一児の母であることを強く意識したほうがいいと思っていたんです。ですが秦(建日子)監督に、『今回は親子というよりは姉妹に近い感じにしましょう。ポンコツな母としっかりした娘という形で見せたいから、母親は特に意識しなくていいよ』と言われました」
──役とご自身で重なる部分は。
「後先考えずに行動したり言ったりする部分は似ているかもしれません。あとで反省はしますけど、実行しないで失敗するよりは実行して失敗したほうがいいと思うタイプです」
──陽子は顔で結婚を決めて失敗しますが、足立さんの恋愛観は?
「一般的には外見って意外と大事だと思いますよ(笑)第一印象でたいていみなさん『おつき合いできるかできないか』って考えるじゃないですか。そこにはおそらく顔も含まれているから、イケメンのほうが得をするのではないかと。私は顔立ち以前に清潔感も大事だと思うので、例え端正な顔立ちをしていても身なりが不潔だとイケメンとは思いませんが」
──では第一印象がよかったとして、足立さんの趣味であるアニメが嫌いだとしたら。
「あ〜、その時点でナシでしょうね(笑)たぶん、そういう男性とは一生ご縁がないと思います。私にとってアニメは癒やしで、どんなに忙しくても1日1話は観たいんです。アニメを観ているとその日あった出来事を流せるというか、何も考えないでいい大切な時間なので」
──ポスタービジュアルの撮影時は、好きなアニメのキャラクターを想像したりしましたか…。
「残念ながらその余裕がないほど唇の形をどう作るかに専念していました。 撮影している時はどんな仕上がりになるのか、イマイチ想像ができないし不安だったんです。目をつぶっているから、誰だか分かってもらえない可能性もあると思ったので。でも完成したポスターを見たら、斬新だなと感じましたし意図も理解できました」
大谷石採石場跡など素敵な景色も観て頂きたい作品!
──劇中、餃子作りに奮闘しますが、腕が上がったのでは。「この映画に出演するまでは、皮はお店で買って作っていたんです。でも栃木県では大体どこのご家庭も皮から作るらしくて。撮影のために現地でレクチャーを受けてレシピを頂いたので一度、自宅で作ってみたんです。そうしたら意外と簡単で楽しくて。市販の皮は乾いているからお水をつけないと皮がくっつかないんですけど、お水ナシで作れますし自分の好きな薄さにできますし。その上、作りたてだからモチモチしていて美味しいんです。何度か作って得意料理になりました!」
──共演者のお話も。陽子がときめくイケメン人気プロゴルファー亮役を演じたBOYS AND MENの田村侑久さんとは初共演でしたが。
「バラエティ向きの、ものすごく面白い方でした。ずっとご自身でおっしゃっていたんです。役の話を聞いた時に事務所の方が『ウチの田村ですか!?』と驚いていたと(笑)そういう冗談をサラリと言える人懐っこい方なので、現場ではすぐ仲良くなったというか、 一方的に距離感を詰めて頂いたというか。基本的に田村さんが冗談を言って、私が『はい、はい』と受け流していました」
──あはは!陽子と亮のあのシーンは驚く観客も多そうですよね。
「大勢のエキストラの中には、田村さんのファンもたくさんいらっしゃったんです。エキストラの方は台本の内容を知らないので、ファンの方には驚く以上の衝撃を与えてしまったかもしれません。私自身も複雑な心境でした」
──最後に作品の見どころを。
「宇都宮といえば餃子をイメージする方も多いと思いますが、大谷石採石場跡やほかの素敵な風景もご覧頂き、宇都宮って素敵だなと感じて頂きたいというのが一番の願いです。プラス、恋愛や笑える要素も詰め込まれているので、気軽に観てください。周りの言うことを聞かず、猪突猛進で突き進む陽子の成長も、温かい目で見守ってくださるとうれしいです」
INFORMATION
■映画『キスできる餃子』
【INFO&STORY】
バツイチとなりシングルマザーとして、地元の宇都宮に帰ってきた陽子。子育てをしながら、実家である餃子屋の再建に奮闘する毎日を送る陽子は、謎のイケメン新聞配達青年と出会う。陽子は青年に恋心を抱くが、彼の正体はなんと今をときめくプロゴルファーの岩原亮だった…。餃子が名産物として知られる栃木・宇都宮を舞台に、イケメンゴルファーに恋をする出戻りシングルマザーの奮闘を描いた、主演足立梨花と田村侑久によるラブコメディ。
【CAST&STAFF】
出演/足立梨花・田村侑久(BOYS AND MEN)・佐野ひなこ・中島広稀・古川凛・大石吾朗・佐藤美希・勇翔(BOYS AND MEN)・浅野和之・麻生祐未
監督・脚本/秦建日子
配給/ブロードメディア・スタジオ
公式HP
6月22日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(C)2018「キスできる餃子」製作委員会
PROFILE
足立梨花(あだち・りか)
1992年10月16日生まれ 長崎県出身
女優、タレントとして映画、ドラマ、バラエティと幅広く活躍。近年の主な出演作に映画『傷だらけの悪魔』『アヤメくんののんびり肉食日誌』、ドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」「人は見た目が100パーセント」「噂の女」などがある。NHK総合「土曜スタジオパーク」レギュラーMCで出演中。
公式ブログ
公式Twitter
■映画『キスできる餃子』
【INFO&STORY】
バツイチとなりシングルマザーとして、地元の宇都宮に帰ってきた陽子。子育てをしながら、実家である餃子屋の再建に奮闘する毎日を送る陽子は、謎のイケメン新聞配達青年と出会う。陽子は青年に恋心を抱くが、彼の正体はなんと今をときめくプロゴルファーの岩原亮だった…。餃子が名産物として知られる栃木・宇都宮を舞台に、イケメンゴルファーに恋をする出戻りシングルマザーの奮闘を描いた、主演足立梨花と田村侑久によるラブコメディ。
【CAST&STAFF】
出演/足立梨花・田村侑久(BOYS AND MEN)・佐野ひなこ・中島広稀・古川凛・大石吾朗・佐藤美希・勇翔(BOYS AND MEN)・浅野和之・麻生祐未
監督・脚本/秦建日子
配給/ブロードメディア・スタジオ
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6月22日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(C)2018「キスできる餃子」製作委員会
PROFILE
足立梨花(あだち・りか)
1992年10月16日生まれ 長崎県出身
女優、タレントとして映画、ドラマ、バラエティと幅広く活躍。近年の主な出演作に映画『傷だらけの悪魔』『アヤメくんののんびり肉食日誌』、ドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」「人は見た目が100パーセント」「噂の女」などがある。NHK総合「土曜スタジオパーク」レギュラーMCで出演中。
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取材・文/内埜さくら 撮影/おおえき寿一 ヘアメイク/杉村理恵子 スタイリスト/山本真里江