File.38 日本プロ麻雀協会 都美プロ
──女流プロになる以前はアイドル活動をしていたそうですね。
「ライブハウスで歌って踊る、今で言う地下アイドルをしていました。でも、女流プロになると同時に辞めたんです。レッスン費用は無料でしたけどライブでの物販だけで生活費を稼ぐのはかなり難しかったですし。そもそも、アイドルが好きでもなりたかったわけでもありませんし」
──好きでもないのに目指すって!
「若いうちしかできないことに挑戦してみようと思って辿り着いた結果なんです。雀荘という狭い世界しか知らないのもどうかと思って、IT関係の仕事をしたり、美容室の受付をしてみたのと同じ感覚ですね」
──ですがアイドルの活動経験が今に活きていますよね。『More』は初代センターですし、近代麻雀ではグラビアにも挑戦していますし。
「『More』に加入させて頂いた時、確かに過去アイドル活動をしていてよかったと思いました。自分で言うのも何ですが私、歌とダンスの飲み込みは早いので(笑)ただ、グラビアは流れでやることになっただけで、最初はものすごく抵抗があったんです。今後はオファーを頂いた時点で前向きに検討してきたいなと考えています」
──何だかこうしてお話をしていると、生き方や性格が淡々としているというか、クールというか…。
「よく言われます。私、周りで起きている出来事や他人に興味がないんです。乙女じゃないんですよね(笑)きっとメンタルがメチャメチャ強いんだと思うんですけど」
──メンタルが強いと思う瞬間は。
「雀荘で働いていた時はルールを覚えるために、バイトの時間が終わったらそのままお店で打ち直していました。麻雀は最高で27時間連続で打ち続けたことがあります。初めてマカオでポーカーをした時は、20時間打って仮眠して…を繰り返したら、現地にいた日本人にどん引きされました(笑)覚えたいことに対しては時間を忘れてのめり込むことで、メンタルが強化された気がします」
──男性が割り込む余地がないようですが、好みのタイプは?
「内面重視です。心に余裕があって、誰に対しても温厚で、会話をしていてストレスがない人がいいです。あとは私、ニオイフェチなんです。石けんみたいな柔軟剤の匂いがする人が好きで。柔軟剤の匂いがするのはちゃんと洗濯をしている証拠ですし、何日も同じ洋服を着るような不潔な人じゃないって分かりますから。香水の匂いは苦手なんですよね。香水で体臭を隠している気がしてしまうんです。でも…」
──でも?
「恋愛って自分の人生にすごく影響を与えてくるじゃないですか。最近パチスロも始めたし女流雀王も獲りたいので、今は勉強する期間と捉えているんです。だからもしおつき合いするなら、ニオイも存在感も無味無臭の人がいいですね(笑)」
PROFILE
都美(とみ)
12月16日東京都生まれ。
趣味はポーカー(マカオや韓国に打ちに行くこともある。ルールはテキサスホールデム)。
公式Twitter
都美プロが鑑賞できる番組はコレ!
『麻雀スリアロチャンネル』
ニコ生
FRESH!
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12月16日東京都生まれ。
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企画・取材・文/内埜さくら 撮影/近藤誠