【取材こぼれ話】「MEN’S SEAT INTERVIEW act.275」は晋平太さん
◆日本語ラップブームを作った世代からは一回りほど年下の晋平太さん。「RHYMESTERの宇多丸さんに会ったときに、『恵まれない世代だよね』って言われたんです。先輩の世代は本当に実力がある人が集まっていたし、HIPHOPがお金になった時期もあった。俺らの世代はその波が引き終わった後なんです。『俺もKREVAくんみたいにブレイクするんだ!』って思ってましたけど、全然できなかったですね(笑)」
◆昨年に『フリースタイル・ラップの教科書 MCバトルはじめの一歩』という初の著書を発表した晋平太さん。「僕もラップをはじめた頃はKRS・ワンというラッパーの『サイエンス・オブ・ラップ』という本を常にカバンに入れて読んでました。ものすごく参考になったし、『ラッパーは、水を飲むべし!』『ゆったりした服装を心得るべし!』みたいなことも書いてありました(笑)僕はKRS・ワンではないですけど、同じような気持ちで僕の本を手に取る人がいたら嬉しいっすね」
◆ラップを始めたいなら、「韻を踏む練習よりも先に自己紹介のラップを作るべき」と晋平太さん。「その順番のほうが理にかなってると思うんですよね。いきなりワケの分からない言葉の組み合わせで韻を踏めても、何かを人に伝えるのは難しいじゃないですか。言いたいことや自己主張が先にあって、その肉付けとしてライミング(韻)があるのが自然だと思います」
今や若い世代で爆発的なブームとなっているMCバトル(フリースタイル・ラップ)。その最高峰・ULTIMATE MC BATTLEの全国大会で2連覇するなど数々の大会で優勝経験を持つ晋平太さんは、ラッパーとしての活動のみならず、フリースタイル・ラップの伝道師としても活躍。昨年には初の著書『フリースタイル・ラップの教科書』を上梓した。30歳手前までバイトをしながら続けてきたアーティスト活動の来歴と、フリースタイル・ラップに賭ける熱い思いを聞いた。
◆日本語ラップブームを作った世代からは一回りほど年下の晋平太さん。「RHYMESTERの宇多丸さんに会ったときに、『恵まれない世代だよね』って言われたんです。先輩の世代は本当に実力がある人が集まっていたし、HIPHOPがお金になった時期もあった。俺らの世代はその波が引き終わった後なんです。『俺もKREVAくんみたいにブレイクするんだ!』って思ってましたけど、全然できなかったですね(笑)」
◆昨年に『フリースタイル・ラップの教科書 MCバトルはじめの一歩』という初の著書を発表した晋平太さん。「僕もラップをはじめた頃はKRS・ワンというラッパーの『サイエンス・オブ・ラップ』という本を常にカバンに入れて読んでました。ものすごく参考になったし、『ラッパーは、水を飲むべし!』『ゆったりした服装を心得るべし!』みたいなことも書いてありました(笑)僕はKRS・ワンではないですけど、同じような気持ちで僕の本を手に取る人がいたら嬉しいっすね」
◆ラップを始めたいなら、「韻を踏む練習よりも先に自己紹介のラップを作るべき」と晋平太さん。「その順番のほうが理にかなってると思うんですよね。いきなりワケの分からない言葉の組み合わせで韻を踏めても、何かを人に伝えるのは難しいじゃないですか。言いたいことや自己主張が先にあって、その肉付けとしてライミング(韻)があるのが自然だと思います」
今や若い世代で爆発的なブームとなっているMCバトル(フリースタイル・ラップ)。その最高峰・ULTIMATE MC BATTLEの全国大会で2連覇するなど数々の大会で優勝経験を持つ晋平太さんは、ラッパーとしての活動のみならず、フリースタイル・ラップの伝道師としても活躍。昨年には初の著書『フリースタイル・ラップの教科書』を上梓した。30歳手前までバイトをしながら続けてきたアーティスト活動の来歴と、フリースタイル・ラップに賭ける熱い思いを聞いた。
PROFILE
晋平太(しんぺいた)
1983年東京都生まれ、埼玉県狭山市育ちのラッパー。
公式HP
晋平太(しんぺいた)
1983年東京都生まれ、埼玉県狭山市育ちのラッパー。
公式HP