【取材こぼれ話】「MEN’S SEAT INTERVIEW act.257」は森岡龍さん&前野朋哉さん
◆「現場では僕はほぼ山地まりさんと一緒だったんですけど、しゃべりやすいし可愛いし何だかんだしゃべって、そのままの雰囲気で現場に入った感じでした。だから僕は台本を読んだ時そのままのイメージで演じたんです。もちろん渡辺監督からの演出指導はありましたけど、森岡君みたいに『泣け―っ!』とか柿ピーを投げられるようなスパルタはされていませんね(笑)」(前野さん)◆作品になぞらえて最近、青春を感じたエピソードを教えて下さい。
「たかだか1年前なんですけど、この現場自体が青春だったなと思いますね。完成作を観返していたんですけど、やっている時は人を信じられないぐらいきつくて、『何でこんなきついのに俳優、やってんだろう』と思いましたけど、今思うとあの現場にいた全ての方々に感謝できるんです。青春って、渦中にいる時は気づけないものなんですよね。一生懸命やっている時を青春とするなら、僕にとってこの現場が青春でしたね」(森岡さん)
「あまちゃん」「64」など話題のドラマに次々と出演を果たした森岡龍さんと、映画やテレビに幅広く活躍し、auの三太郎シリーズCMで一寸法師役に抜擢され注目の前野朋哉さんがダブル主演した映画『エミアビのはじまりとはじまり』が9月3日(土)より公開。劇中の漫才コンビさながらの掛け合いで、撮影秘話を語ってくれた。登場人物になぞらえて、自身の挫折経験や乗り越え方にも迫る!