File.11 日本プロ麻雀協会所属 杉村えみプロ
杉村プロが抱えているのは、5回打つたびに回す権利を得られるガチャガチャ。口さみしさを紛らわすことができるよう、お菓子が景品としてもらえるとのこと。
──杉村プロは渡辺洋香プロと『禁煙麻雀 Fairy』を共同経営して6年目とのことですが、
一緒に始めたきっかけは?「仙台の雀荘へゲストで行った時、夜、お酒を一緒に飲む機会があったんですね。その席で私が、将来はこんなお店をやりたい、というプランを話したら、すでに店舗経営をしていた洋香さんが『1人で続けていくのは大変だから、一緒にやらない?』と声をかけて下さったんです。あの時に私が将来の夢を話していなければ今がなかったわけですから、話してみてよかったなと今も思いますね」
──「あの時がなければ」というのは麻雀を始めていなければ、にもつながりますよね。麻雀を始めたきっかけも教えて下さい。
「専門学校に通うために静岡から上京して、雀荘でバイトを始めたことがきっかけです。雀荘だとは知らずにウエイトレス募集に応募したんですけど、お客さんを見ていたらすごく楽しそうで。私もできるようになりたくて、『道場破り』というゲームで練習を繰り返しました」
──ちなみに専門学校ではどんな勉強をしていたんですか?
「映像や舞台、マルチに活躍できるタレントを養成する学校でお芝居の勉強をしていました。以前、元水泳選手の田島寧子さんが出演した舞台に出させて頂いた経験があって、興味があったんです」
──では専門学校卒業後は?
「実家に戻って1年ぐらい、金融関係のOLをしていました。でも、仕事内容が自分には合っていなかったみたいで、何か物足りないし、とにかく時間が過ぎるのが長く感じて、退屈だったんです。単調な毎日を繰り返しているうちに、麻雀の楽しさを思い出すことが増えて、どうせ麻雀をやるならプロになったほうがいいと決断して、また上京しました」
──プロになる際、ご両親に反対されたそうですね。
「麻雀の世界を知らないから、女の子がプロになったら怖い目に遭うんじゃないかって心配していたみたいですね。プロになると言ったら反対されることが分かっていたので、上京する時は何か勉強することにして両親を説得しました。プロになってから伝えたんです。まだお店を見せたことがないから、いつか遊びに来てもらおうとは思っているんですけど」
──立派なお店ですもんね。オーナーとして面接官をすることもあるそうですが、アルバイトを採用する際のポイントは?
「基本的なことですけど、元気よく挨拶できるかどうかは最初にチェックしています。あとは、人のアドバイスを聞く素直さを持っていること。女の子は全員プロで男の子は学生が多いんですけど、大学を卒業して営業職に就いた男の子から、このバイトが仕事に役立ったと言われたこともあります」
──なるほど。最後に女流プロとして、またオーナーとしての今後の目標をお願いします。
「プロとしてはベテランクラスに入るので、やはり結果を残したいですね。オーナーとしては、店舗を増やすことが第一の目標です。女性の麻雀人口を増やして、麻雀をアミューズメント的な存在にしたいんです。フランチャイズをお考えの方は気軽にお問い合わせ下さい」
PROFILE
すぎむら・えみ
3月6日静岡県生まれ。父はデザイン関連職、母は会社員。2歳年下の弟がいる長女。趣味はお菓子作り、イラストを描くこと、サイクリングマシーンを使った運動。
公式ブログ
公式Twitter
杉村えみプロと会えるお店はココ!
禁煙麻雀Fairy
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-23-2 新宿サンビル8F
TEL:03-5368-2132
営業時間:10:00~24:00(年中無休)
JR新宿駅東口から徒歩1分
お店ブログ
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取材・文/内埜さくら 撮影/おおえき寿一