「アクションはほぼ素人でしたからジムに通って筋力をつけたおいたことには助けられましたけど水中戦と女の子3人組のスパイを相手にした時が一番大変でした」
漫画家・石ノ森章太郎さん原作のセクシーアクション漫画「009ノ1(ゼロゼロクノイチ)」が、女優の岩佐真悠子さんを主役に迎えて待望の映画化。「バイオレンス&エロス」がテーマの本作で、体当たりのラブシーンと、初心者とは思えない切れ味鋭いアクションを魅せている。原作のファンならずとも観ると目を離すことすら忘れてしまう、見どころ満載の作品について話を聞いた。毒舌キャラ全開で、“ぶっちゃけトーク”も展開してくれました!
長澤奈央ちゃんとの濡れ場は男性はドキドキするかも
──本作で岩佐さんは、本格的なアクションはもちろん、セクシーなシーンにも挑戦していますよね。「自分が過去経験してきた中で一番ハードだったんでしょうけど、(長澤)奈央ちゃんとの濡れ場は、2人でキャイキャイ楽しみながら演じました。奈央ちゃん、私より楽しんでたみたいですよ(笑)。男性が相手だと攻め方が分からない…いや、分かるって言えば分かるんですけど(笑)、やっぱりお互いに気を遣うんですよね。でも同性が相手だといろんなことが何となく分かるから、照れもせずに楽しめました。男性のみなさんにはドキッとしてもらえると思うので、見どころの1つだと思いますよ」
──濡れ場がある上に衣装もセクシーでしたが、魅せるカラダ作りでのダイエットは?
「したんですけど短期間では無理があったんですよね。だから自分の身体を客観視した時にマジか!? って焦りました(笑)。炭水化物をまったく食べないと私、死んじゃうんで…いや死ぬことはないけど大好きなので、夜だけ抜いて、大好きなお酒を飲みに行くのも週2~3回から週1に減らしたんですけどね。減らしただけで止めなかったっていうのも原因かと(苦笑)」
外国人にはなれないから別物と捉えて演じましたね
──でも水着姿セクシーでしたよ。「金髪のカツラをかぶった時に着てた水着って、グラビアをしていた頃よりセクシーなデザインでしたからね。アクションをするからビキニだと難しいからあの水着になったんだと思いますよ、個人的な意見ですけど。だけど、私の水着より女の子たちがキャイキャイしてる姿を見て、スタッフさんがそわそわしていたような気が(笑)。あの女の子たちのシーンといい、奈央ちゃんと私のシーンといい、完全に監督の趣味ですね。間違いないです」
──アクションは大変でしたか?
「ほぼ素人でしたからジムに通って筋力をつけたおいたことには助けられましたけど、大変でしたね。特に、水中戦と女の子3人組のスパイを相手にした時が。ほぼ全編アクションだから撮影中は余裕がなくて、その分、プレッシャーを感じずに済んだから、その点はよかったんですけどね。私、主役って積極的にやりたいと思ったことがないんですよ。責任を負う立場になりたくないんです(笑)。ただ、この作品に出演させていただいて、またアクションをやりたくなりましたね。基本的に体を動かすことが好きですし、『次はもっと成長したアクションを見せたい』っていう、自分への思いもあるんです」
──楽しみにしてますね!
“真っ直ぐで悠々自適”を今後もずっと貫き通します
──演じられたミレーヌ・ホフマン(009―1)の役作りはどのようにされましたか?「どう頑張っても外国人にはなれないですし、この顔でミレーヌって『そんなアホな!』って話ですから(笑)、あくまでも原作とは別物として捉えて演じました。原作がある作品を演じる時って、いつもそうなんですよ。公開を間近に控えて今さら、観てくださるお客さんの反応が気になり出してはいますけど」
──お話を聞いて誌面で紹介できないこともチラホラ。岩佐さんって真っすぐ悠々自適、名前通りの生き方ですねえ。
「これからも貫き通しますよ。ブログもツイッターも更新がマメじゃないけど、それが私かなって。ツイッターでファンの方に話しかけられてもお答えしていないんですけど、全員に返事をすることは無理ですから、できないことは初めからしたくないんです…ごめんなさい!」
INFORMATION
■映画『009ノ1 THE END OF THE BEGINNING』
INFO&STORY
石ノ森章太郎さんが1967~70年に「漫画アクション」で連載し、69年にはドラマ化もされた青年向けSFアクションコミック「009ノ1(ゼロゼロクノイチ)」を実写映画化。20XX年、全身をサイボーグ化したウェスタンブロックの女性エージェント・ミレーヌ(岩佐真悠子)は、拉致されたクライン博士を奪還せよとの命令を受ける。自分の失われた記憶の謎を知るクラインの名を聞いて戸惑うミレーヌは、任務に就いたものの奪還に失敗。エージェントとしてのライセンスを剥奪されてしまう。失われた記憶を取り戻すため、独自に行動を開始するミレーヌだったが……。
CAST&STAFF
出演/岩佐真悠子・木ノ本嶺浩・長澤奈央・阿部亮平・横山一敏・市道真央・緑川静香・佃井皆美・人見早苗
下園愛弓・あべまみ・本田博太郎・杉本彩・竹中直人
監督/坂本浩一
原作/石ノ森章太郎「009ノ1」
脚本/長谷川圭一
配給/ティ・ジョイ
公式HP
9月7日(土)から新宿バルト9ほか全国順次公開
(C)2013「009ノ1」製作委員会
(C)石森プロ
PROFILE
岩佐真悠子(いわさ・まゆこ)
1987年2月24日生まれ 東京都出身
16歳で「ミスマガジン2003」に選ばれ、芸能界入り。小悪魔的ルックスの美少女としてデビュー当初から雑誌グラビアで引っ張りだこに。女優としては04年10月、テレビ東京ドラマ「Deep Love~アユの物語~」に主演。同年には第42回ゴールデン・アロー賞グラフ賞を受賞。ほかに「のだめカンタービレ」「ウェルかめ」。映画は「美しき女豹 BODYSNIPER」「恋谷橋」「忍道~SHINOBIDO~」「女優」「ミロクローゼ」「カルト」などに出演。
公式ブログ
公式Twitter
■映画『009ノ1 THE END OF THE BEGINNING』
INFO&STORY
石ノ森章太郎さんが1967~70年に「漫画アクション」で連載し、69年にはドラマ化もされた青年向けSFアクションコミック「009ノ1(ゼロゼロクノイチ)」を実写映画化。20XX年、全身をサイボーグ化したウェスタンブロックの女性エージェント・ミレーヌ(岩佐真悠子)は、拉致されたクライン博士を奪還せよとの命令を受ける。自分の失われた記憶の謎を知るクラインの名を聞いて戸惑うミレーヌは、任務に就いたものの奪還に失敗。エージェントとしてのライセンスを剥奪されてしまう。失われた記憶を取り戻すため、独自に行動を開始するミレーヌだったが……。
CAST&STAFF
出演/岩佐真悠子・木ノ本嶺浩・長澤奈央・阿部亮平・横山一敏・市道真央・緑川静香・佃井皆美・人見早苗
下園愛弓・あべまみ・本田博太郎・杉本彩・竹中直人
監督/坂本浩一
原作/石ノ森章太郎「009ノ1」
脚本/長谷川圭一
配給/ティ・ジョイ
公式HP
9月7日(土)から新宿バルト9ほか全国順次公開
(C)2013「009ノ1」製作委員会
(C)石森プロ
PROFILE
岩佐真悠子(いわさ・まゆこ)
1987年2月24日生まれ 東京都出身
16歳で「ミスマガジン2003」に選ばれ、芸能界入り。小悪魔的ルックスの美少女としてデビュー当初から雑誌グラビアで引っ張りだこに。女優としては04年10月、テレビ東京ドラマ「Deep Love~アユの物語~」に主演。同年には第42回ゴールデン・アロー賞グラフ賞を受賞。ほかに「のだめカンタービレ」「ウェルかめ」。映画は「美しき女豹 BODYSNIPER」「恋谷橋」「忍道~SHINOBIDO~」「女優」「ミロクローゼ」「カルト」などに出演。
公式ブログ
公式Twitter
Interview&Text/内埜さくら Photo/おおえき寿一
スタイリスト/柴田一宏(Dragon Fruit) メイク/上地可紗(marvee)
スタイリスト/柴田一宏(Dragon Fruit) メイク/上地可紗(marvee)