1stミニアルバム「WISH」でアーティストデビューを果たした鎌田ひかりちゃんが本誌初登場！　ひかりちゃんは自身で作詞作曲を手掛けるほか、mihimaru GT等のPVにもダンサーとして出演したこともある、マルチな才能の持ち主。デビュー作への熱い思いを、キラキラした瞳で語ってくれました!!
──先月発売された１stミニアルバム「WISH」ですが、タイトルはご自身で付けたのでしょうか。
「そうなんです。６曲の歌詞すべてを読み返してみたら、未来に繋がる内容だったので、願いというタイトルがいいと思ったんです」

──イチオシ曲は、「桜の下で」なんですよね。
「安室奈美恵さんやw-inds.さんの楽曲制作を手掛けている葉山（拓亮）さんが書き下ろしてくれたんですよ！　贅沢ですよね。この曲、ピュアで奥深いんですよ。彼のことが大好きで、彼しか見えない女性が聞いたら、共感してもらえるはずです。幸せの中にも小さな不安があるっていう歌です」

──歌うのが難しそうですね。
「葉山さんにレコーディング中、『めぞん一刻』の最終回を知ってる？　と聞かれて…私知らなかったんです。早速、全巻買い込んで読んだら、動けなくなりました。似ているんです、世界観が」

──鎌田さんが作詞を手がけた「こぼれる笑顔」は、レッドリボンのテーマソングに選ばれたとか。
「命の尊さを表現した曲なんですけど、歌詞を書く時期にちょうど、兄に子供が産まれたんです。ベストタイミングでした」

──このアルバムを、どんな人に聴いてもらいたいですか？
「１曲ずつ、まったく違う内容なんです。『春風』は、父に評判がよかったり。だから、幅広い年代の方に聴いてもらいたいです」

──他の曲では、作曲もしていますよね。詞や曲は、どうやって創っているのでしょう。
「作曲は、思いついた時にICレコーダーに鼻歌を吹き込んでいます。即、録音しておかないと、すぐ忘れちゃうんですよね。作詞は、作詞専用ノートに書きます。私、ノートを３冊に分けているんです。作詞用と課題用と…あと１つは秘密の体重記録用です（笑）」

──鎌田さんがアーティストを目指したきっかけは、音楽一家に育ったからだと聞きました。
「父方の祖父が音楽大好きな人で、楽器をたくさん持っていたんです。父も音楽好きで、私が母のお腹にいる頃から、ピアノを弾きながら歌ってくれたみたいです。母は歌うことが趣味なんですけど、あまり上手くないんですよね。でも毎日、家事をしつつ朝早くから大声で歌っています（笑）」

──今はプロとして活動中ですから、体調管理も仕事のうちですよね。
「喉のために、寝る時はマスクとマフラーが手放せません。あと私、加湿器マニアなんです。３台持っているんですけど、メインで使うのは、１番大きな加湿器。パワフルモードに設定して寝ています。朝起きると壁に水滴がついているので、キノコが生えたらどうしよう…と思いつつ、喉のことを考えるとやめられなくて。乾燥が気になったら、洗濯物を部屋干しして寝ることもありますよ」

──アーティストとしての、今後の目標を教えて下さい。
「地道にライブ活動を続けて、１人でも多くの方に私の歌を聴いていただきたいです。そのためには、まだまだ努力をしないと。私の創った曲を聴いた人に、何かしらの感情が生まれてくれたら、それが一番うれしい。１人の人間としても女性としても『鎌田ひかりっていいよね』と尊敬されるように頑張るので応援してくださいね！」