(23歳/男性)
俺が魅力を語ったら、ディズニー本社に怒られちゃうじゃん(笑)彼女が「行けば分かる」と言っているんだから、一度は行ってみなよ。俺がもし、興味がないテーマパークに女から誘われたら「マジ!?」って言いながらも一緒に行くけどね。趣味を共有し合うのも、恋人同士の絆を深めるためには必要なんだから。
相談者は〝食わず嫌い〟なのかな。だとしたら、絶対に人生を損してる。ディズニーワールドはランドやシー、映画も含めて全て〝キング・オブ・エンターテイメント〟だから。どちらに遊びに行っても何の映画を観ても、ハズレがないんだよ。彼女が言う「行けば分かるから」っていうのは本当だから。
俺が好きな理由は、スケールがデカい世界観を味わいたいから、だね。キャラクターが好きで行っているわけではないんだよね。中に入るとシンデレラ城とか、映画のアクションシーンで爆破してみたいな、とか考えるし(笑)まあ絶対に無理だけど、あの世界観に入りたいから行っているだけ。
「おっ!ミッキーとミニーがいる!」なんて、喜んだりはしてないよ(笑)ぬいぐるみを買ったこともないし、持ってもいないし。だから、俺が好きなことを知っているヤツからお土産でもらうことがあるけど、うれしくないんだよねぇ(笑)
テーマパークへ行くのが億劫だったら、最初は映画から入ってみたら? 『アラジン』のような実写化映画も最高だけど、アニメなのに実写化だと思ってしまうような映像美を作り出せるのは、ディズニー映画だけ。
「百聞は一見にしかず」。魅力は体感しないと分からないよ。
(54歳/女性)
難しいねぇ。この問題が解決できるんだったら俺、国会議員になれるんじゃない? 親がぶん殴って更生できるんだったら、それ以前に本人は働いているはずだし。
申し訳ない言い方になるけど、相談者は子どもの頃からの育て方を間違えていたんじゃないかなぁ。
今の息子はたぶん、家でネットサーフィンかゲームをしているか、漫画を読んでいるだけだろう。でもきちんと働いていたのに、急に引きこもりになるはずがないんだよな。どこかのタイミングで何かがあったはず。
その時に原因をつぶしておけばよかったし、子どもの頃に、その〝芽〟をつぶしておけばよかったと思うんだ。俺は子どもの親だからか、そう感じる。
今30歳だったら、残念ながら変わらないと思う。相談者夫婦が死んで初めて、自分がしてきたことに気づくんじゃない。誰も生活を保障してくれないし、誰もメシを食わせてくれないって状況に陥ってから初めて。
俺がアドバイスしたとして、相談者が言った通りにすると仮定すると。問題が重大すぎて次の日、事件になっていたら俺、責任を持てないよ。厚生労働省の『ひきこもり対策推進事業』へ相談することを、強くオススメしておく。
PROFILE
小沢仁志(おざわ・ひとし)
1962年6月19日生まれ 東京都出身
ドラマ「スクール☆ウォーズ」で役者デビュー。映画『KYOTO BLACK』が9月27日、28日に京都みなみ会館で。舞台挨拶に登壇予定だ。
公式ブログ
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