超高齢化社会に突入しているから、今後こういう悩みは増えてくるんだろうなぁ。高齢者の自宅に「トイレを貸して」と侵入して強盗をしたニュースを見たけど、今の時代、赤の他人の自宅でトイレを借りるなんてありえないでしょう。昭和時代ならあったかもしれないけど、高齢者世代は見極められないのかもしれないね。不景気はしばらく続くだろうから、高齢者狙いという一番痛いところを突いてくる、詐欺や強盗は増加すると思う。

　父親のメールに関しては、相談者が登録のない番号からは受信できないように、設定し直してみてはどうだろう。怪しい業者が訪ねてきたら“最後の砦”的存在の母親に、「後日いらしてください」と言ってもらい、名刺は必ずもらっておく。そして相談者が調べてから、断りの連絡を入れる。

　連絡した際はたとえ申請していなくても、「自分が後見人だから父親との契約のみでは無効です。自分の実印が必要です」とハッタリをかましちゃえば？たとえ成年後見制度を使っていないとしても、相手は本当に制度を利用しているか、調べようがないから。

　高齢者の防犯は警備サービス会社に依頼するのが一番なんだけど、予算的に厳しい場合は、玄関に人感センサーライトと防犯カメラを設置してみては。カメラはフェイクでもかまわない。犯人はできるだけ犯行現場に長居したくないはずだから、本物か判断できず逃げ出していく可能性が高まる。“見せ金”の準備も必要。「これしかない」と４～５万円ほど差し出せば、逃げていくと思うよ。知恵をしぼって守ってあげて！

【関連リンク】日給1万円以上！高額バイトの求人はこちら 　相談者がどの分野のデザイナーを目指しているのかがわからないけど、どんな業界でもなにか新しいことを始めるときはものすごいエネルギーが必要で大変だし、茨の道だよ。そしてその世界で食っていけているのは、困難や苦難を乗り越えたヤツだけ。

　しかも、相談者が目指しているのはフリーランス。イラストのノウハウがあって、どういう企業に営業をかければいいかとか戦略が立ててあればいいけど、技術は学校で身につけたけど営業先がわからないという地点からスタートするのであれば、難しいかもしれない。

　救いは、会社は解雇されたけど相談者にやりたい仕事があったという点。俺は、何歳になっても夢と希望を持つことは大切だと思うから。

　デザインのようなクリエイティブな仕事は、若い感性が必要だと年若な人が重宝される傾向がある聞いたけど、俺は感性に年齢は関係ないと思う。若い頃に栄華を極めて鮮度が落ちていく人って、どの業界でも珍しくないからさ。

　フリーランスにこだわらず、ダメ元で正社員の面接を受けてみたら？　落ちるたびに自分で修正していけば、精度が上がっていくはず。実力を試す場に活用できると思うよ。