テレビドラマや映画、舞台、アニメなど様々なコンテンツで人気を博している牙狼〈GARO〉シリーズが15周年記念作品として4月から『GARO|VERSUS ROAD|』が放送・配信スタート。「出演するのが夢だった」と語る俳優清水尚弥さんに本作では見られない陰の努力やドラマの魅力を聞きました。情報が少ないと嘆くファンの方々のために、プライベートにも肉迫!
特撮作品が好きで牙狼への出演は念願が叶いました!
──牙狼〈GARO〉シリーズへの出演が決まった時は、喜んだそうですね。「今は実家暮らしをしているんですけど、母と弟(4歳年下で俳優の清水尋也さん)がいない時に自宅で1人、飛び跳ねて喜びました(笑)小さい頃から特撮作品が好きで、特に仮面ライダーシリーズのクウガやアギト、555、龍騎をよく観ていたんです。母が好きなこともあって、昭和ライダーも観ていました。牙狼はヒーローアクションに比べて派手な動きや技はありませんが、悪者を倒す1話完結という部分では特撮と作りが一緒なので、役者としての夢がひとつ叶いました」
──松大航也さん扮する主人公の空遠世那の親友、星合翔李役を演じてみていかがでしたか。
「ゲーム好きという共通点があったので、演じやすかったです。母がテレビの液晶画面を使うのを嫌がるので僕はもっぱらPUBG MOBILEとか、アプリのゲームをしていますけど、今回のドラマもVRゲームが軸ですし。親友役という点も、僕にも高校時代からの親友がいるので支えになりました。彼は特撮モノの大ファンなので、このドラマが決まった時も真っ先に報告したんです。自分の中で親友であり続けるためにはお互いにリスペクトが必要だと思っているんですが、何も言わなくても理解し合えている関係だと思っています。彼は放送作家をしているので、ゆくゆくは一緒に仕事をしたいというのも目標のひとつなんです」
──目標をたくさんお持ちなんですね。
「個人的には多めに目標を設定していないと、生きていても意味がないと思っているんです。目標を作って叶うと達成感を味わえますし、目標を作ったからこそ牙狼への出演という、目標が叶って喜べましたし」
──ですが、初のアクションはかなり大変だったのでは。運動経験は?
「サッカーを4歳から8年間、ジュニアユースではないですがFC東京のスクールに通っていました。ハンドボールを中学3年間と18歳頃から1年間、カッコいいという理由だけでスケートボードもしていましたけど、今回のアクションは格闘技に近い実践スタイルだったので、今まで使ったことのない筋肉が疲労しました。昨年11月からアクション監督の小原剛さんのジムで2ヶ月間ほどキャストと一緒にトレーニングをしたんですが日頃、運動不足なので取り戻すのに苦労しました」
特撮の一般常識を覆すドラマできれば全話観てください!
──普段、運動はしないんですか?「休日は外出することもありますが、1週間は家から出なくても大丈夫なほどのインドア派です。ベッドの上で映画や動画を観たり、音楽を聴いたり…ベッドが生活の基盤です」
──(笑)では、お腹が空いたら?
「自炊をします。小学校低学年から母子家庭で育って、母が働いていたので弟の分を作るためにもと覚えたんです。幼稚園の時から包丁のトントンという音が好きで手伝いをしていたので、もとから好きなんでしょうね」
──料理男子なんですね! 直近で作った料理と、彼女ができたら作ってあげたい手料理も教えて頂けますか。
「最近はコロッケを作りました。牛肉と豚こま肉を荒く刻んで、食感を残すのが自分なりのこだわりなんです。先日は、簡易的なビーフシチューを作りました。本当は完成までに1日がかりなんですけど、市販のルーを使わずにデミグラスソースから作って3~5時間ぐらいかかったと思います。もし彼女ができて僕に時間があれば、お弁当を作って持たせてあげたいですね」
──素敵です! 最後に改めて、清水さんが思う本作の魅力を。
「監督やスタッフさんもおっしゃっていましたが、牙狼シリーズ15周年記念作品ということで、今までにない大きな挑戦をした作品になっています。VRゲームに参加した勝者1人だけがガロになれるというバトルロワイヤルであり群像劇でもあるので、誰が勝つか予想しながら観るとより楽しめるかもしれません。1話完結ではありますが、これまでの特撮作品の一般常識を覆すストーリー展開なので、できれば全話ご覧ください!」
INFORMATION
■テレビシリーズ『GARO -VERSUS ROAD-』
INFO&STORY
日々の生活を淡々と消化している普通の青年たちのもとに突然、謎のVRグラスが届く。VRグラスをかけると、巨大なゲームフィールドに大勢のプレイヤーが集められていた。その頭上には美しく輝く金色の鎧が浮かび上がっている――ゲームの勝者には現実世界でも幸運が舞い込み、プレイヤーたちはゲームにのめり込んでいく……。15周年記念作品として放送される本作は、これまでの「牙狼<GARO>」シリーズとは世界観を一新。まったく新しいオリジナルストーリーのドラマで注目の若手俳優が大集合!
CAST&STAFF
出演/松大航也・勇翔(BOYS AND MEN)・時人・とまん・清水尚弥・門下秀太郎・Reiji・桃月なしこ・日南響子・丸山智己
原作/雨宮慶太 監督/綾部真弥・永江二朗・田口桂 アクション監督/小原剛
制作/東北新社
4月2日(木)からTOKYO MX、BS日テレほかで放送スタート、4月3日(金)からバンダイチャンネル、Huluほかで配信
公式HP
(C)2020「VERSUS ROAD」雨宮慶太/東北新社
■テレビシリーズ『GARO -VERSUS ROAD-』
INFO&STORY
日々の生活を淡々と消化している普通の青年たちのもとに突然、謎のVRグラスが届く。VRグラスをかけると、巨大なゲームフィールドに大勢のプレイヤーが集められていた。その頭上には美しく輝く金色の鎧が浮かび上がっている――ゲームの勝者には現実世界でも幸運が舞い込み、プレイヤーたちはゲームにのめり込んでいく……。15周年記念作品として放送される本作は、これまでの「牙狼<GARO>」シリーズとは世界観を一新。まったく新しいオリジナルストーリーのドラマで注目の若手俳優が大集合!
CAST&STAFF
出演/松大航也・勇翔(BOYS AND MEN)・時人・とまん・清水尚弥・門下秀太郎・Reiji・桃月なしこ・日南響子・丸山智己
原作/雨宮慶太 監督/綾部真弥・永江二朗・田口桂 アクション監督/小原剛
制作/東北新社
4月2日(木)からTOKYO MX、BS日テレほかで放送スタート、4月3日(金)からバンダイチャンネル、Huluほかで配信
公式HP
(C)2020「VERSUS ROAD」雨宮慶太/東北新社
PROFILE
清水尚弥(しみず・なおや)
1995年4月6日生まれ
東京都出身
07年にTBSドラマ「山田太郎ものがたり」でデビュー。近年の主な出演作にドラマ「ラブホの上野さん season2」「星屑リベンジャーズ」「刑事7人」、映画『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』『ラ』『羊とオオカミの恋と殺人』、舞台「惡の華」などがある。
公式Instagram
清水尚弥(しみず・なおや)
1995年4月6日生まれ
東京都出身
07年にTBSドラマ「山田太郎ものがたり」でデビュー。近年の主な出演作にドラマ「ラブホの上野さん season2」「星屑リベンジャーズ」「刑事7人」、映画『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』『ラ』『羊とオオカミの恋と殺人』、舞台「惡の華」などがある。
公式Instagram
撮影◎大駅寿一 取材・文◎内埜さくら