【取材こぼれ話】「教えてパイセン!直撃インタビュー!!」はエレ片さん
◆今立「ヒッチハイクなんか、“怖面白く”て僕は好きですね」やつい「原案は僕が聞いた話なんです。ヒッチハイクをしたけれど目的地まで一度で連れて行かれてしまったという」
片桐「どういうこと?」
やつい「ヒッチハイクは何度も別の車を捕まえて乗るから面白いんです。聞いた話は沖縄でのヒッチハイク。沖縄はヒッチハイクに対して寛容らしいんですよ。すぐに車を止めてくれるし、土地が狭いから目的地まで連れて行ってくれてしまうらしくて」
片桐「沖縄の人の親切心でね」
やつい「その話をどこかでネタにしようと思っていて今回、書いたんです。ただ、それだけだと実話だったんですけど、ネタ合わせをしていくうちに怖くなっていったんです。そのうち、怖いのが面白くなってきて、こうなりました。」 ◆収録コント「主観 客観 俯瞰」について。
やつい「馬喰町バンドの『許して鰐』の歌詞に『主観で主観で主観で主観でも見る』というフレーズがあって、聴きながら考えていて浮かんだネタです」
今立「でも、やっている側としてはしんどいんですよ」
片桐「今回はこのネタを含め、全般的に今立がしんどいんですよ」
やつい「これも最初とはまったく変わったんです」
片桐「あんなにアクティブな、戦うネタじゃなかった(笑)」
やつい「台本通りにやってみたら、僕が想像したような感じではなくてつまらなかったから動きを入れたんです。そうしたら動きだけになってしまったという(笑)最初は頭だけで作っている感じだったんです。理論を説明しているだけのネタのように感じたんですが、理論が匂った状態でも人は何かを感じるんですよね。バカみたいなことを言っているように見えますけど真実を語っているようにも見えて、お客さんに『確かにな』と思ってもらえるような仕上がりになってよかったと思っています」
エレキコミックと片桐仁さんによるお笑いユニット・エレ片が今月のパイセンゲスト。05年から活動を開始し、圧倒的人気を誇るTBSラジオ『JUNKサタデー エレ片のコント太郎』も放送10年を超えた。そして2月20日には2年ぶりの新作コントライブ『エレ片 新コントの人』がDVDリリースされる。テレビや専用劇場、営業でもない場所で活動基盤を作り上げた3人の仕事観とは――。
PROFILE
やついいちろう
1974年11月15日生まれ 三重県出身
公式Twitter
今立進(いまだち すすむ)
1975年9月27日生まれ 東京都出身
公式Twitter
片桐仁(かたぎり・じん)
1973年11月27日生まれ 埼玉県出身
公式Twitter
やついいちろう
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今立進(いまだち すすむ)
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