【取材こぼれ話】「MEN’S SEAT INTERVIEW act.305」は柄本佑さん
◆「(監督を務めた短編映画『ムーンライト下落合』は)“キミトリ”の撮影期間が17年の9月だけスケジュールがぽっかりと空いたんです。で、そこで三宅(唱)監督に『こんな本があるんですけど』と相談したら『いいんじゃない』という話になって。 三宅監督と撮影の四宮(秀俊)さんに手伝って頂くことになりました。また上映する機会があると思うので、その時は宜しくお願いします」◆「男2人に女1人の構図って、代表的なのは映画『突然炎のごとく』ですよね。映画や小説といったお話の中にはわりとよくある組み合わせだと思います。物語を作りやすくする定石といった感じでしょうか」
◆「この作品も含め三宅(唱)監督の映画って一般的には描くところを描かず、描かないところを描くんです。その後ろにある何かを想像させるというか。それによって、映っていない人の顔も見えてくる、厚みのあるカットになる。難しいでしょうし編集にも時間をかけているでしょうし、すべては演出の効果。スゲエなって思いますね」
俳優の柄本佑さんが“僕”という名前のない役に初めて挑んだ主演映画『きみの鳥はうたえる』(三宅唱監督)が9月1日より全国公開。さすが映画好きだけあり“柄本節”で本作の魅力や秘話を愛情たっぷりに語ってくれた。役者としての姿勢は、読者にも応用できるはず!
PROFILE
柄本佑(えもと・たすく)
1986年12月16日生まれ 東京都出身
公式HP
柄本佑(えもと・たすく)
1986年12月16日生まれ 東京都出身
公式HP