AKB48・チームKの田野優花ちゃんが映画初出演にして主演を飾る『リンキング・ラブ』が10月28日より公開。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」よろしく奇想天外なタイム・スリップ・ファンタジー・ワールドに、瞬時に引き込まれること間違いなし! 作品になぞらえて“たのちゃん”が自身の部屋のテイストも初公開してくれました!!
「この映画を幅広い世代のみなさんに観て頂きたいです!思ったことをすぐやろうと感じてくれる人が1人でも増えたらうれしい」
メッシー君という言葉を見てネッシーとは違うの?って(笑)
──演じた真塩美唯を台本で読んだ時の感想を教えて下さい。「自分と似てるな、と思いました。ただ、私が2人いたら両親は手に負えないと思うんですよね(笑)ここ2〜3年は少し大人になったからかワガママを言わなくなりましたが、以前は親を困らせてしまったこともあるので。せっかく作ってくれたご飯を『いらない』と食べなかったこともありましたし。今思うと本当に申し訳ないです」
──ですがバブル後期が舞台の本作で映画初主演を飾りましたから、ご両親に親孝行できたのでは。
「そうなんです! 舞台がちょうど親世代なのですごく喜んでくれました。私は知らない単語が多かったんですけど、両親は懐かしんでくれると思います。私はホンダの〝ビート〟という車種を知りませんでしたし、『メッシー君』という言葉を目にした時、『ネッシーみたいなモノ?』と勘違いしちゃいましたけど」
──あはは! 言葉の意味を知る以外で大変だったことは。
「生まれて初めて挑戦したラップです。美唯はラップバトルに出場するほど実力があるコなので、特技として見えなければいけなかったので大変でした。撮影でも先生に教えて頂きましたし、お家や移動中もラップを聴きながら練習しました」
──大御所との共演も大変なことのひとつだったのでは。
「だから撮影前はガチガチに緊張してしまったんですけど、みなさんに親切にして頂きました。私、美唯の父親役の渡辺徹さんとのシーンが好きなんですけど、渡辺さんが休憩中に話し掛けてくださったんです。若い頃の〝若気の至り〟みたいなエピソードを聞かせて頂き、和ませてくださりました。守護神役の西村まさ彦さんとタイムコップ役の大倉孝二さんは、本番でアドリブを連発されたんです。完成作品を観て心の底から笑いました」
思った事をすぐ挑戦しようと感じる人が増えたらうれしい
──劇中、美唯の部屋が幾度か映りますが、田野さんの部屋のテイストを教えて頂けますか。「美唯の部屋とは全く似ていないですね。父の影響で壁にヴィンテージのポスターや切り取った古い雑誌を貼ったり、ベッドの近くには鳥かごを置いています。家具は白木で統一していますけど、レンガの模様をしたステッカーを貼ったりもしています。自分の部屋ではないですが、次はトイレにヤシの木のシールを勝手に貼ろうと計画中です。怒られないといいけど…」
──(笑)作品になぞらえた質問も。もし願いが3つ叶うなら。
「無人島に放り投げ出されてみたいです! 自分で何とかしないと生きられない状況を体験してみたい。虫、苦手ですけど」
──2つ目の願いは?
「身長が欲しい…(笑)150センチしかないから握手会とかで初めてお会いするファンの方に必ず驚かれるんです。『あと10センチ高かったらファッション雑誌のモデルに挑戦できたのにね』とファンの方にも言われますし。それに、この身長だと洋服選びも苦労するんです。XSじゃないと大きすぎることが多いので」
──なるほど。最後の3つ目は。
「この映画を幅広い世代のみなさんに観て頂きたいです! 美唯が自転車に乗っているシーンが一番好きで、私の中で一番刺さる台詞を言っているんです。『未来には、悲しいことや辛いことも待っています。それでも産まれてくるその子は未来に向けて生きて、絶対に諦めたりしないんです!』という言葉なんですけど、作品全体とこの台詞で思ったことをすぐやろうと感じてくれる人が1人でも増えたらうれしいです。AKB48の私がAKB48の楽曲を歌うのに、意外な展開になっているところにも注目してください。昔のアイドルの振り付けに挑戦したら、やっぱりAKB48の振り付けは難しいと実感しました!(笑)」
INFORMATION
■映画『リンキング・ラブ』
【INFO&STORY】
両親の不仲危機に遭遇したアイドル好きの女子大生・美唯(田野優花)が、部屋に昔からあった魔法のランプの守護神によってバブル終焉期にタイムスリップ。大学生の若き両親に出会った美唯は、二人の恋を成就させて未来の危機を回避するために、何とその時代にAKB48の楽曲を持ち込んで、アイドルグループASG16を母親と結成して奮闘する…。萩島宏氏の同名ネット小説の実写化。1991年のバブル終焉直後の世界に、両親の離婚危機を阻止するため、タイムスリップしてしまった女子大生の奮闘を描く青春タイムスリップ・コメディだ。
【CAST&STAFF】
出演/田野優花(AKB48)・石橋杏奈・白洲迅・中尾明慶・落合モトキ・加藤諒・木下隆行・大倉孝二・渡辺徹・浅田美代子・西村まさ彦
監督/金子修介
原作/萩島宏「Linking Love」
脚本/長谷川隆・金子修介
配給/BS-TBS
公式HP
10月28日(土)丸の内TOEI2ほか全国ロードショー
(C)2017 AiiA Corporation
PROFILE
田野優花(たの・ゆうか)
1997年3月7日生まれ 東京都出身
AKB48チームKメンバー。唯一無二の存在感とダンスを武器に舞台「トロイメライにさよなら」「ウィズ〜オズの魔法使い〜」「DNA-SHARAKU」「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」「THE CIRCUS!」出演など活動の幅を広げ、本作で映画デビュー、初主演を飾った。
公式Twitter
公式instagram
■映画『リンキング・ラブ』
【INFO&STORY】
両親の不仲危機に遭遇したアイドル好きの女子大生・美唯(田野優花)が、部屋に昔からあった魔法のランプの守護神によってバブル終焉期にタイムスリップ。大学生の若き両親に出会った美唯は、二人の恋を成就させて未来の危機を回避するために、何とその時代にAKB48の楽曲を持ち込んで、アイドルグループASG16を母親と結成して奮闘する…。萩島宏氏の同名ネット小説の実写化。1991年のバブル終焉直後の世界に、両親の離婚危機を阻止するため、タイムスリップしてしまった女子大生の奮闘を描く青春タイムスリップ・コメディだ。
【CAST&STAFF】
出演/田野優花(AKB48)・石橋杏奈・白洲迅・中尾明慶・落合モトキ・加藤諒・木下隆行・大倉孝二・渡辺徹・浅田美代子・西村まさ彦
監督/金子修介
原作/萩島宏「Linking Love」
脚本/長谷川隆・金子修介
配給/BS-TBS
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田野優花(たの・ゆうか)
1997年3月7日生まれ 東京都出身
AKB48チームKメンバー。唯一無二の存在感とダンスを武器に舞台「トロイメライにさよなら」「ウィズ〜オズの魔法使い〜」「DNA-SHARAKU」「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」「THE CIRCUS!」出演など活動の幅を広げ、本作で映画デビュー、初主演を飾った。
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取材・文/内埜さくら 撮影/おおえき寿一
ヘアメイク/清田恵子(アートメイク・トキ) スタイリスト/西留由起子
ワンピース・靴 RD Rouge Diamant/RD ルージュ ディアマン 03-4578-3343
キャミソール COCO DEAL/ココディール 03-4578-3421
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