【取材こぼれ話】「早耳!エンタメ・インタビュー441」は森岡龍さん
◆関係者からも劇中で演じた山室軍平に「似ている」と太鼓判を押されたという森岡さんだが、最も近くにいるマネージャー氏曰く、似ているのはあくまで「生真面目さ」だけ。日常において「軍平らしさ」を感じさせる部分は、「ほぼない」とか。◆小誌初登場は、漫才師役を演じた映画『エミアビのはじまりとはじまり』で。役作りにストイックな森岡さんらしく、当時は「相方役の前野(朋哉)くんと会ったらすぐにネタ合わせ。お芝居より漫才の心配を常にしている状態だった」そう。
◆今回の作品では撮影期間の間、千葉、岡山、京都などロケ地を転々としつつ、禁欲生活も実践した森岡さん。クランクアップでそうした生活からも解放され、「帰りの新幹線で飲ビールが本当に美味しかった」とは本人の談。
若手実力派俳優・森岡龍さんが、10月21日より全国順次公開の主演作『地の塩 山室軍平』を引っさげて、約1年ぶりに小誌へ凱旋。「実在の人物を演じるのは初めて」だと語る森岡さんに、作品や役柄に対する思い入れ、自身の仕事へのスタンスなどをうかがった。