File.12 最高位戦日本プロ麻雀協会所属 柳まおプロ
柳プロの好きな上がり手はタンピン三色。「キレイな手なのであればもらいにいきます!」とのこと。
──柳さんは雀プロ以外にコスプレイヤーとしても活動していますが、始めたきっかけは?Q 「コスプレは完全な趣味なんですけど、小学校の時に『(美少女戦士)セーラームーン』を観て、私もあんな衣装を着てみたいと思ったんです。で、塾が同じだった友達からイベントに誘われて、『ザ・キング・オブ・ファイターズ』というゲームの、麻宮アテナという女の子の衣装を手作りして参加したんですね。星が付いたカチューシャを作るために、家にあったクリスマスの飾りをこっそり借りたこともいい思い出です(笑)」
──そこからハマッたと。
「同じ作品の衣装を着ているのを見ただけで趣味が合うって分かるから、コスプレイヤー同士ってすぐ、仲良くなれるんです。当時は最年少でしたけど、年齢の壁を超えて友達が増えるたびにハマッていきました。自己満足の世界ではありますけど、クオリティが高い衣装が完成すると、披露するのが楽しみですし」
──今でも衣装を作るんですか。
「基本は自作と既製品半々くらいです。既成品で『ココはちょっと違う』と感じたり、早く目を付けた作品の衣装がまだ販売されていないと、作るしかないんですよね。今はカラコンやウィッグの種類が豊富で、昔よりメイクアイテムに恵まれていて、いい時代だと思います(笑)」
──そんなにコスプレ好きな女の子が麻雀を始めたきっかけは。
「声優を育成する専門学校を卒業した後、池袋にあるコスプレカフェで夕方からバイトを始めたんです。でも、平日の昼間が暇だったので、時給1000円以上のバイトを探して見つけたのが雀荘だったんです」
──バイトする以前から、麻雀には馴染みがあったんですか?
「母方の祖父が大好きで、小さい頃、打っている姿を頻繁に見てたんです。私の家族、母以外は全員打てるんですよ。実家のこたつテーブルの裏は麻雀マットなので、今でもお正月に帰省すると、家族でしますね」
──では、プロになった理由は。
「おじいちゃんに、『一緒に打とう』と言ったら、『お前は弱すぎるから相手にならない』と断られたんです。だから、『強くなったら打ってね!』とお願いして、強くなるために試験を受けました。完全に勢いです」
──勢いですか(笑)柳さんは麻雀プロとしてだけではなく、パチンコライターとしても活動していますよね。
「飽きっぽい性格だから2~3つのことを同時にしていないと、すべてが嫌になっちゃうんですよ。コスプレは生きがいであり趣味ですけど、パチンコは趣味。麻雀って対人との心理戦だから、続けると精神が削られるんです。でもパチンコは台との勝負だから、行き来することでバランスが保たれるんです」
──パチンコと麻雀をする時に、ゲン担ぎってしていますか?
「お気に入りの、黒猫のペンケースを持ち歩くようにしています。麻雀を打つ時は見える場所に置いて、パチンコをする時は膝の上に載せてます。私は、黒猫が幸運を運んでくると信じているからか、持ち歩いてから割りとコンスタントに勝てるようになりました。お気に入りのグッズを持ち歩くの、お勧めです」
PROFILE
やなぎ・まお
9月17日千葉県生まれ。会社員の父とパート勤務の母、3歳年下の弟がいる長女。趣味は猫グッズ集め、イラストを描くこと、コスプレ。
公式ブログ
公式Twitter
柳まおプロと会えるお店はココ!
禁煙麻雀Fairy
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-23-2 新宿サンビル8F
TEL:03-5368-2132
営業時間:10:00~24:00(年中無休)
JR新宿駅東口から徒歩1分
※勤務曜日と時間は要問い合わせ。
お店ブログ
やなぎ・まお
9月17日千葉県生まれ。会社員の父とパート勤務の母、3歳年下の弟がいる長女。趣味は猫グッズ集め、イラストを描くこと、コスプレ。
公式ブログ
公式Twitter

禁煙麻雀Fairy
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-23-2 新宿サンビル8F
TEL:03-5368-2132
営業時間:10:00~24:00(年中無休)
JR新宿駅東口から徒歩1分
※勤務曜日と時間は要問い合わせ。
お店ブログ
取材・文/内埜さくら 撮影/おおえき寿一