「原紗央莉が出ているし、タイトルに“69”が付いているし “それ系”だろうという下心『からの』鑑賞でOKです(笑)。 それだけじゃなく純愛的な要素や笑いも楽しめますから」
「特命係長 只野仁」を生んだ柳沢きみおさんの伝説のコミック「市民ポリス69」が映画化され、3月19日から公開。お色気シーンを担当したセクシーアイドル原紗央莉ちゃんに映画の魅力を徹底分析してもらいました。笑いありアダルトありの本作は見どころ満載です!!
ドS冴子にドMな私が…お色気シーンも嫌がってないの!?
──出演映画『市民ポリス69』が3月19日から公開ですね。本作で演じた役を教えて下さい。「津田(寛治)さんが演じられている輝也率いるSHKという闇組織の一員で、体で資金を稼ぐ、冴子という悪女を演じました。彼女はドSですけど素の私はドM。真逆なので、プライベートで私がされたらドキッとするだろうなぁというSっぽい態度や言葉遣いを心掛けました。冴子を演じながらイメージしたのは『ルパン三世』の峰不二子ちゃんですね」
──劇中には“期待を裏切らないお色気シーン”がありますが。
「あの逃げる場面では、本気で何本も猛ダッシュしているんですよ。走り続けるうちに息が上がったことと、自分の叫び声が脳内でミックスされて、本気で興奮してきちゃって。『イヤ、イヤッ!』と言いつつも、実はドMな私は嫌がっていないっていう(笑)」
──そうなんですか(笑)。現場の雰囲気はいかがでしたか。
「みなさんいい方々ばかりで、本当に楽しい現場でした。主演の酒井(敏也)さんはテレビで観ている人柄とまったく同じで腰が低くてビックリ。佐藤(二朗)さんはムードメーカー的な存在で現場をいつでも明るく盛り上げてくれました。本田(隆一)監督も、私たちが緊張しないよう、笑い話をしてくれて。何かを極めた諸先輩方というのは、ホントにいい人なんだな〜と実感したので、見習おうと思いました。…ただ、撮影したのが昨年の8月で全身汗だくになったことだけが唯一、大変だったことかも」
下心からの〜映画鑑賞に私のAVを借りてみてねっ(笑)
──映画の見どころは?「はい! 邪(よこしま)な気持ちで映画館へ足を運んでもらってOKです!! 原紗央莉が出ているし、タイトルに“69”が付いているし“それ系”だろうという下心『からの』鑑賞で(笑)。もちろんそれだけじゃなく、純愛的な要素や笑いも楽しめると思います。で、劇場で鑑賞し終えたら私の出演作を借りて家に帰って下さ〜い!!」
──エンディングテーマ曲『熱い女』も担当されていますよね。見事な歌いぶりでした。
「そう言ってもらえると、歌った甲斐があります! 70年代のキャバレーと和田アキ子さんが歌う姿を想像して歌ってほしいと指導されたんですけど、今イチ掴み切れず苦労したので」
──歌は今後も続けたいですか?
「積極的に続けたい! というより、本質がMなので求められたらまた歌います。『紗央莉にできるよね?』と上から目線で押しつけられたら何でも言うことを聞きます。メス豚とか定番の言葉で罵られると引いちゃうかも(笑)。汚いフレーズが苦手なので…」
今の仕事を大切にしつつ海外を視野に入れた活動が目標!
──仕事で忙しいと思いますが、プライベートで夢中になっていることは。「全国各地で食べた白子ポン酢を写メること! 個人的には、“しらコレ”と呼んでいます。あの白くてぷっくりとしたフォルムを堪能していると、満足感を得られるんですよ。冬季限定なのであと僅かな期間、頑張って撮り溜めます」
──最後に、仕事面での目標を!
「今までと同様にアダルティーなお仕事を大切にしつつ、海外での女優業を視野に入れた活動をしていきたいですね。公開はこれからですが、香港映画に出演させて頂いた経験があるので、性に対してより開放的なヨーロッパ方面も狙っています! 海外でも映画や歌に挑戦したいので、チャンスが来たときモノにできるよう、語学の勉強も続けます!!」
INFORMATION
■映画『市民ポリス69』
【STORY&INFO】
犯罪増加に苦慮する東京都が導入したのは、一般市民が検挙にあたる“市民ポリス”制度。当たり障りのない毎日を送っていた気弱なサラリーマン芳一(酒井敏也)にも犯罪検察組織「市民ポリス」の任命通達が届く。最初は任務を恐れ逃げ回ってばかりだったが、コンビニで働く美少女・桃(早見あかり)との出会いをきっかけに、忘れていたはずの怒りや男の欲望に目覚めていく。市民ポリスの力を行使するとこれまで味わったことのない充実感に満たされ、力を振るう気持ちよさに取り憑かれたように、次々に犯罪者を検挙。一方、芳一たちの知らないところでは、輝也(津田寛治)率いる謎の組織のメンバー冴子(原紗央莉)たちが暗躍をはじめていた。彼らが進める計画とは? やがて、桃に呼び出された芳一はある秘密を打ち明けられる。芳一はどうするどうなる!?
【CAST&STAFF】
出演/酒井敏也・早見あかり(ももいろクローバー)・原紗央莉・津田寛治・錦野亘(特別出演)・斎藤陽子・清水章吾・佐藤二朗・桐生コウジほか
監督/本田隆一
原作/柳沢きみお「市民ポリス69」(ぶんか社刊)
脚本/ブルースカイ
製作/オフィス桐生
製作・配給/トランスフォーマー
公式HP
3月19日ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
(c)2011 トランスフォーマー/オフィス桐生
PROFILE
1988年1月1日生まれ 広島県出身
趣味/ホットヨガ・ゴルフ・ゲーム
特技/バリ舞踊・ダンス
04年に芸能界入り。09年、AV女優としてデビュー後、瞬く間にNO.1人気女優となる。テレビドラマやバラエティ、オリジナルビデオでも活躍中。映画出演は他に「ララピポ」「細菌列島」「ユリ子のアロマ」「牙狼<GARO>〜RED REQUIEM」など。香港映画出演作「3D肉蒲団之極楽宝鑑」の公開も控えている。また、本作のエンディングテーマ曲「熱い女」ではボーカルを担当、美声を披露している。
■映画『市民ポリス69』
【STORY&INFO】
犯罪増加に苦慮する東京都が導入したのは、一般市民が検挙にあたる“市民ポリス”制度。当たり障りのない毎日を送っていた気弱なサラリーマン芳一(酒井敏也)にも犯罪検察組織「市民ポリス」の任命通達が届く。最初は任務を恐れ逃げ回ってばかりだったが、コンビニで働く美少女・桃(早見あかり)との出会いをきっかけに、忘れていたはずの怒りや男の欲望に目覚めていく。市民ポリスの力を行使するとこれまで味わったことのない充実感に満たされ、力を振るう気持ちよさに取り憑かれたように、次々に犯罪者を検挙。一方、芳一たちの知らないところでは、輝也(津田寛治)率いる謎の組織のメンバー冴子(原紗央莉)たちが暗躍をはじめていた。彼らが進める計画とは? やがて、桃に呼び出された芳一はある秘密を打ち明けられる。芳一はどうするどうなる!?
【CAST&STAFF】
出演/酒井敏也・早見あかり(ももいろクローバー)・原紗央莉・津田寛治・錦野亘(特別出演)・斎藤陽子・清水章吾・佐藤二朗・桐生コウジほか
監督/本田隆一
原作/柳沢きみお「市民ポリス69」(ぶんか社刊)
脚本/ブルースカイ
製作/オフィス桐生
製作・配給/トランスフォーマー
公式HP
3月19日ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
(c)2011 トランスフォーマー/オフィス桐生
PROFILE
1988年1月1日生まれ 広島県出身
趣味/ホットヨガ・ゴルフ・ゲーム
特技/バリ舞踊・ダンス
04年に芸能界入り。09年、AV女優としてデビュー後、瞬く間にNO.1人気女優となる。テレビドラマやバラエティ、オリジナルビデオでも活躍中。映画出演は他に「ララピポ」「細菌列島」「ユリ子のアロマ」「牙狼<GARO>〜RED REQUIEM」など。香港映画出演作「3D肉蒲団之極楽宝鑑」の公開も控えている。また、本作のエンディングテーマ曲「熱い女」ではボーカルを担当、美声を披露している。
取材・文/内埜さくら 撮影/おおえき寿一