10月からスタートするテレビ朝日系「交渉人~THE NEGOTI
ATOR~」第2弾に、宇佐木澪役を演じた林 丹丹ちゃんが前作に引き続き出演する。初めてのドラマ出演だった前作の失敗談や次回作への思いを、笑い話を交えつつ教えてくれた。仕事命の丹丹ちゃんは、ルックス通りピュアで真面目な女のコでした!
謎を残して終わっているので次回作は私も楽しみなんです
──丹丹さんは米倉涼子さん主演のドラマ「交渉人~THE NEGOTIATOR~」に出演されていましたよね。当時のエピソードを聞かせていただけますか。「ドラマに出演するのも米倉さんと会ってお話するのも初めてだったので、すごく緊張してました。私が演じた宇佐木澪はお姉ちゃんに歯向かう専門学校生なんですけど、私には姉妹がいないから気持ちが分からなくて。姉妹のいるお友だちに話を聞いて、手探りで役作りをしたんです」
──姉役の米倉さんとは、現場でどんな話をしましたか。
「すごく気を遣ってくださる方で、『仕事慣れた?』とか『彼氏いるの?』って米倉さんから話しかけていただきました。彼氏、いないですけど(笑)。米倉さんって、現場の雰囲気をすごく良くしてくださるんですよ。よく笑うので、笑い声を聞くと気持ちが和みました。いつも堂々としていて、自分の意見をしっかり持っていて。カッコよくて大好きです!」
──現場でハプニングなどはありましたか。
「私のお腹が本番中に鳴ってしまい、NGを出したことがありました(笑)。最後は新潟で撮影したんですけど、雪山で寒かったから、迷惑をかけてしまいました…。しかも、米倉さんの長台詞のシーンだったのに! 『今の誰だ?』ってスタッフさんに言われて黙っていたのに、バレちゃったんです」
──10月から始まる第2弾にも出演しますよね。
「そうなんです! 前回は米倉さんと私の父親が違うという謎を残したまま終わっているので、解決するのかしないのか私も楽しみ! 先を教えてもらっていないんですよ」
──本作は映画化も決定したそうですね。
「ハイジャック犯と対峙する話で、迫力がある仕上がりになると思いますよ!」
心に余裕を持ってお仕事していつか日中映画に出るのが夢
──様々なドラマに出演されていますが丹丹さんにとって女優業とは。「芝居だけに限って言うと、楽かも知れません。バラエティで自分の意見を出すよりは、役に入って台詞をしゃべるほうが楽なんです。楽は“楽しい”って意味でもあるんですけどね」
──7月10日に20歳の誕生日を迎えましたが、誓ったことなどは?
「もっと心に余裕を持とうと思っています。与えられたお仕事を一生懸命やることは今も昔も変わっていないんですけど、前は全部完璧にできないと落ち込んじゃってたんですよね。心に余裕がないと落ち込んで、それが画面に出ちゃうのがイヤだなと思って」
──プライベートの話も聞かせてください。休日はどう過ごしますか。
「歩くことと映画を観るのが好きなので、歩いて映画館へ行きます。1人の時はジャージーで、台詞をブツブツつぶやきながら(笑)。映画はポータブルDVDを持ち込んでお風呂の中でも観ますよ。大好きなオードリー・ヘップバーンさんは全作観ました!」
──今後の目標をお願いします。
「今は仕事一色なので、実力を高めることが最優先なんです。日本語と中国語と英語が話せるので、もっと力をつけたら日中映画に出たい! 心の余裕も忘れないように…ってことは、余裕がないんでしょうね。あとは、10月から始まるドラマと来年2月公開予定の映画、両方観ていただきたいです!」
INFORMATION
■映画&ドラマ「交渉人~THE NEGOTIATOR~」
STORY&INFO
米倉涼子が主演したテレビ朝日系ドラマ「交渉人~THE NEGOTIATOR~」が映画化される。現場の最前線で身体を張り、犯人と命がけの交渉を行う警視庁捜査1課特殊犯捜査係(SIT)の“一匹狼”宇佐木玲子が主人公の同作は、男社会で孤軍奮闘する玲子を体当たりで演じた米倉の演技やスリリングなストーリー展開が話題となった。08年1-3月期に放送され最高視聴率16.7%、今年2月に放送されたスペシャル版も17.1%の高視聴率を記録している。劇場版では上空1万メートルを飛ぶジェット機を舞台に、数百名の乗客を人質とするハイジャック犯を相手に派手なアクションを展開。たまたま乗り合わせた玲子が単身、知力と体力で敵を追いつめていく…。監督は、米倉涼子主演のドラマ「黒革の手帖」「けものみち」「わるいやつら」でチーフディレクターを務めた松田秀知がドラマ版に引き続きメガホンを取る。実物に限りなく近いジェット機セットを組み、8月上旬よりクランクイン。東映配給で来年2月公開予定、ドラマ第2弾が10月にスタートする」
PROFILE
林 丹丹/やはし・たんたん
1989年7月10日生まれ 大阪府出身
06年8月の「第11回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリに選ばれる。09年1月、2009アジア・モデル・フェスティバル・アワード「アジアスター賞」受賞。08年1月期のテレビ朝日系「交渉人~THE NEGOTIATOR~」で主人公の妹・宇佐木澪役を演じ、女優デビューを果たす。主な出演作に、ドラマ「上海タイフーン」「チャンス!~彼女が成功した理由~」「ゴッドハンド輝」「ダンディ・ダディ?~恋愛小説家・伊崎龍之介」などがある。テレビ朝日系「恋愛百景」 レギュラー出演中。
林 丹丹プロデュース「丹丹アジアンタウン」
連載コラム「林 丹丹のニーハオ“タン”検隊」
■映画&ドラマ「交渉人~THE NEGOTIATOR~」
STORY&INFO
米倉涼子が主演したテレビ朝日系ドラマ「交渉人~THE NEGOTIATOR~」が映画化される。現場の最前線で身体を張り、犯人と命がけの交渉を行う警視庁捜査1課特殊犯捜査係(SIT)の“一匹狼”宇佐木玲子が主人公の同作は、男社会で孤軍奮闘する玲子を体当たりで演じた米倉の演技やスリリングなストーリー展開が話題となった。08年1-3月期に放送され最高視聴率16.7%、今年2月に放送されたスペシャル版も17.1%の高視聴率を記録している。劇場版では上空1万メートルを飛ぶジェット機を舞台に、数百名の乗客を人質とするハイジャック犯を相手に派手なアクションを展開。たまたま乗り合わせた玲子が単身、知力と体力で敵を追いつめていく…。監督は、米倉涼子主演のドラマ「黒革の手帖」「けものみち」「わるいやつら」でチーフディレクターを務めた松田秀知がドラマ版に引き続きメガホンを取る。実物に限りなく近いジェット機セットを組み、8月上旬よりクランクイン。東映配給で来年2月公開予定、ドラマ第2弾が10月にスタートする」
PROFILE
林 丹丹/やはし・たんたん
1989年7月10日生まれ 大阪府出身
06年8月の「第11回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリに選ばれる。09年1月、2009アジア・モデル・フェスティバル・アワード「アジアスター賞」受賞。08年1月期のテレビ朝日系「交渉人~THE NEGOTIATOR~」で主人公の妹・宇佐木澪役を演じ、女優デビューを果たす。主な出演作に、ドラマ「上海タイフーン」「チャンス!~彼女が成功した理由~」「ゴッドハンド輝」「ダンディ・ダディ?~恋愛小説家・伊崎龍之介」などがある。テレビ朝日系「恋愛百景」 レギュラー出演中。
林 丹丹プロデュース「丹丹アジアンタウン」
連載コラム「林 丹丹のニーハオ“タン”検隊」
撮影◎谷口達郎 取材・文◎内埜さくら