【取材こぼれ話】「早耳!エンタメ・インタビュー511」は兎丸愛美さん
◆「西原孝至監督との出会いはSNSです。Gmailに連絡が来てお会いしたら、『そのままの私でいいよ』とおっしゃって頂きました。最初は劇映画を撮影する予定はなかったんです。試写を観た時は、どこまでがドキュメンタリーでどこからが劇映画なのか、自分でも分からなくなるほどでした」◆19歳の時に死にたくなったとのことですが、幼い頃の家族仲は?
「母も言っていたんですけど、私が幼い頃は放置されていたというか。兄や姉が普通にこなしてきたことができて当たり前だったので、もっと褒めてもらいたかったし、構ってほしかった。でも、今は円満という言い方が正しいですね。家族がツイッターを見ているのを知っているので心配をかけるツイートをしたくないという思いも持っていますし。オトナになりました」
◆「劇映画中で共演した(遠藤)新菜ちゃんは、将来のことをしっかりと考えているし、飾らない性格で本当にいい子なんだな、と思いました。撮影の合間はプライベートのことをたくさんお話しました」
“遺影”を撮る目的で裸で撮影し、ヌードモデルとしてデビュー後、女性から絶大な支持を得ている兎丸愛美さん&歌手のBOMIさんの主演映画『シスターフッド』が公開中だ。兎丸さんが「自己否定感が強いひとの気持ちが少しでも薄まってくれたらうれしい」と語る作品の魅力とは。舞台となった東京に対するイメージとともに語ってもらった。