えちてつ物語~わたし、故郷に帰ってきました。~
福井県の<えちぜん鉄道>を舞台に
泣いて笑える人生再生の感動ドラマ福井県の自然豊かな田舎を走る、えちぜん鉄道。列車の中で乗客をサポートするアテンダント、嶋田郁美さんのノンフィクション本『ローカル線ガールズ』をヒントに、数々のテレビドラマの企画・脚本を手がけた児玉宜久監督がメガホンを取った。
本作のプロデューサーを務める河合広栄は福井県勝山市出身で、えちぜん鉄道が生活の足だった。人それぞれに家族や故郷があり、懐かしい故郷を思い出せるような映画を撮りたいという想いを胸に、本作の製作に取り掛かったという。撮影時の食事や宿泊、撮影場所などは地元の協力を得て、音楽は福井県の商業高校の吹奏楽の顧問が作曲し、学生たちが演奏するという、なんともほのぼのとした人間味あふれる作品に仕上がった。
「人を笑顔にしたい」という夢を抱き、お笑いタレントを目指して福井から上京した山咲いづみ。コンビを結成するも全く売れず解散寸前に。お金もなく先行きが見えず心が折れそうな時、友人の結婚式で帰郷し、披露宴でたまたま出会ったえちぜん鉄道の社長・越智から車内のアテンダントにスカウトされ、新しい道を歩みだす。
血の繋がらない兄・吉兵の家族が住む実家で居候を始めるが、いづみは自分が養女だという心のわだかまりを抱き続けていて、吉兵との関係はギクシャクしたまま。職場では、腰掛け的な態度がうっかり出てしまい空回りが続く。そんな中、列車内である出来事が起きる。その時、いづみがとった行動とは…。人生の行き先に迷ういづみは、自分の居場所を見つけられるのか?兄との家族の絆は取り戻せるのか…?
11月23日より、有楽町スバル座ほか、全国ロードショー
【CAST】横澤夏子、萩原みのり、山崎銀之丞、笹野高史、松原智恵子、緒方直人、辻本祐樹、坂本三佳、安川まり
【STAFF】監督/児玉宜久
【INFO】2018/日本/1時間50分
公式HP
(C)2018『ローカル線ガールズ』製作委員会
ヴェノム
マーベル映画史上、最も凶悪なダークヒーローが
誕生する瞬間を描いたサイドストーリージャーナリストのエディは、歴史的偉業を成し遂げた「ライフ財団」が、人体実験で死者を出しているという噂を聞く。真実を突き止めるため実験の被験者と接触した際、エディは地球外生命体に寄生されてしまう。彼の中で<悪>が、体を蝕み、増殖していく。エディと一体になった生命体は、『俺たちは―ヴェノム』と名乗りをあげ、地球最強にて最悪のダークヒーローが誕生したのだった。
11月2日より、TOHOシネマズ日本橋ほか、全国ロードショー
【CAST】トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ、リード・スコット
【STAFF】監督/ルーベン・フライシャー
【INFO】2018/アメリカ
公式HP
家族のはなし
お笑い芸人・鉄拳のパラパラ漫画が
岡田将生主演で待望の映画化リンゴ農園を営む優しい両親とその一人息子・拓也。家業を継ぐことを拒み、上京してバンドでミュージシャンを目指すが、失敗に終わる。そんな彼を両親は遠くから見守っているのだが、二人の気持ちを疎ましいと感じ、苛立ちを常にぶつけてしまう。こっそりと大学を中退し、両親に言えないまま拓也は帰郷することに。実は、父・徹も拓也に絶対に言えない秘密があるのだった…。
11月23日より、イオンシネマにて、全国順次ロードショー
【CAST】岡田将生、成海璃子、金子大地、佐藤寛太、水田信二、渡辺憲吉、財前直美、時任三郎
【STAFF】監督/山本剛義
【INFO】2018/日本/1時間20分
公式HP
生きてるだけで、愛。
現代の若者たちの心情をリアルに綴る
エモーショナルなラブストーリー自分にも他人にも嘘がつけず、真っ直ぐすぎるゆえに、エキセントリックな言動に走ってしまう寧子。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態を長い間続けている。そんな寧子と同棲している津奈木は、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れる毎日だ。お互いに生きることに迷いながら日常は過ぎていくが、突然、津奈木の元カノが現れたことから、静かな二人の関係にも変化が訪れる。
11月9日より、新宿ピカデリーほか、全国ロードショー
【CAST】趣里、菅田将暉、田中哲司、西田尚美、松重豊、石橋静河、織田梨沙、仲 里依紗
【STAFF】監督・脚本/関根光才
【INFO】2018/日本/1時間49分
公式HP (C)2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会