母性
超ヒット作『告白』から12年…湊かなえさんの衝撃的問題作が戸田恵梨香×永野芽郁で映画化
女子高生が自宅の庭で死亡する事件が起きた。発見したのは少女の母で、事故なのか自殺なのか真相は不明なまま。物語は、悲劇に至るまでの過去を母と娘のそれぞれの視点から振り返っていくが、同じ時間・同じ出来事を回想しているはずなのに、その内容は次第に食い違っていく――。累計発行部数360万部を超え、10年に興行収入38.5億円を記録した『告白』から12年。数々の傑作を生み出し、日本中を震撼させてきたベストセラー小説家・湊かなえが「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた」とまで語った渾身の作品で、累計発行部数120万部を超える「母性」の映画化。ひとりの女子高校生の死をめぐって、娘を愛せない母親の手記と、母に愛されたい娘の回想によって徐々に驚愕の真相が明らかになっていく様子を描く。
ある未解決事件の語り手となる母娘を演じるのは、戸田恵梨香と永野芽郁。戸田が母性を持てず、娘を愛せない母親ルミ子、永野は母性を求め、母に愛されたい娘・清佳役を演じ、確かな演技力を兼ね備えた二人がまったく新しい母と娘の物語を紡ぐ。また、ルミ子の実母で“お上品なママ”役の大地真央、ルミ子の夫の母で“口が悪すぎる義母”役の高畑淳子と、演技派ベテラン女優2人の怪演にも注目が集まる。
『余命1ヶ月の花嫁』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の廣木隆一監督がメガホンを手掛け、『ナラタージュ』の堀泉杏が脚本を担当。事件はなぜ起きたのか?真相を紐解くキーワードは「母性」。食い違う証言に観客=アナタは揺さぶられる…。
11月23日(水・祝)全国ロードショー
【CAST】戸田恵梨香、永野芽郁、三浦誠己、中村ゆり、山下リオ、高畑淳子、大地真央
【STAFF】原作/湊かなえ『母性』(新潮文庫刊) 監督/廣木隆一 脚本/堀泉杏 音楽/コトリンゴ
【INFO】2022年/日本/1時間55分 配給/ワーナー・ブラザース映画
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(C)2022 映画「母性」製作委員会
ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ
夏目漱石にも影響を与え英国で爆発的な人気を博したネコ画家を守り続けた妻と猫の愛の物語
イギリスの上流階級に生まれたルイスは早くに父を亡くし、一家を支えるためイラストレーターとして働くように。やがて妹の家庭教師エミリーと恋に落ちた彼は、周囲から身分違いと猛反対されながらも彼女と結婚。しかしエミリーは、末期ガンを宣告されてしまう…。ネコをモチーフにしたイラストで人気を集めた画家ルイス・ウェインの半生を、ベネディクト・カンバーバッチ主演で描いた伝記映画。12月1日(木)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
【CAST】ベネディクト・カンバーバッチ、クレア・フォイ、アンドレア・ライズボロー、トビー・ジョーンズ、オリヴィア・コールマン(ナレーション)
【STAFF】監督・脚本/ウィル・シャープ
【INFO】2021年/イギリス/1時間51分 配給/キノフィルムズ
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(C)2021 STUDIOCANAL SAS - CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
愚か者のブルース
加藤雅也と横山雄二がタッグを組んだ『彼女は夢で踊る』に続くストリップ劇場3部作第2弾!!
30年前に伝説の映画を撮るも、今は過去の人となった大根は、ピンサロ嬢タマコの元でヒモ生活を送っている。ある日、タマコの元恋人が現れ、大根とタマコはストリップ劇場に逃げ込む。歓楽街の人々に温かく迎えられ、劇場の楽屋で暮らし始める。『彼女は夢で踊る』に続く広島県が舞台のストリップ劇場三部作の第二弾。21年に閉館した第一劇場の解体時の映像も収められている。11月18日(金)池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
【CAST】加藤雅也、熊切あさ美、横山雄二、佐々木心音、小原春香、矢沢ようこ、太田光、未唯mie、筒井真理子ほか
【STAFF】監督・脚本・原作/横山雄二
【INFO】2022年/日本/1時間34分 配給/アークエンタテインメント
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(C)2022 by Yokonandes Film
ケイコ 目を澄ませて
耳が聞こえない元プロボクサー小笠原恵子さんの自伝「負けないで!」を三宅唱が新たに紡ぐ物語
聴覚障がいで両耳とも聞こえないケイコ(岸井ゆきの)は下町のジムで日々の鍛錬に励んでいる。母はリングに立つ娘を心配する一方、嘘がつけず愛想笑いも苦手なケイコには悩みが尽きず、胸に言葉にならない感情がたまっていく。ジムの会長(三浦友和)に休みたいという手紙を出せずにいると、閉鎖の話が持ち上がり…。ひたむきに生きる主人公と、彼女に寄り添う人々の姿を丁寧に描き出す。12月16日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開
【CAST】岸井ゆきの、三浦誠己、松浦慎一郎、佐藤緋美、中島ひろ子、仙道敦子/三浦友和ほか
【STAFF】監督/三宅唱 原案/小笠原恵子「負けないで!」(創出版) 脚本/三宅唱、酒井雅秋
【INFO】2022年/日本/1時間39分 配給/ハピネットファントム・スタジオ
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(C)2022 「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINEMAS