【取材こぼれ話】「異能者 ちょっとお話いいですか?」に、阿曽山大噴火さん
◆裁判ウォッチャーとしておなじみのお笑い芸人・阿曽山大噴火さん。初めて裁判を見に行くときは、どんな裁判を見たらいい?「東京地裁のロビーでも同じことをよく聞かれますけど、『何を見たらいいですか?』って、そんな主体性のない質問はないだろうと俺は思うんです。そんな人は、たぶん他のジャンルでも『何の音楽を聞いたらいいですか?』とか『どんな本を読んだらいいですか』とか、同じことを聞いてるんだろうなと思います。興味のあるもの、見たいものを見ればいいと思うし、何を見るかは一期一会で、当たり外れは見てみないと分かりません」
◆定期券で東京地裁に通うようになり14年。世の中の犯罪に変化は感じますか。
「傍聴を始めた頃はオレオレ詐欺とかはなかったと思いますね。迷惑防止条例違反も、電車内の痴漢や客引きが多かったのが、10年前くらいから盗撮が増えたのも一つの変化です。カメラ付きのケータイやスマホをみんなが持つようになったのが理由でしょうね」
霞が関の東京地裁に通うため、定期券を買うようになって14年。お笑い芸人でありながら、月曜から金曜まで、毎日のように裁判所に通う“裁判ウォッチャー”としておなじみの阿曽山大噴火さん。裁判傍聴には「実際に見に来ないと分からないことが沢山ある」と話す一方、実は「裁判関連の仕事は飽き飽きしている」という衝撃の言葉も! その裏には、裁判傍聴を仕事にする人間ならではの“プロ根性”も感じられた。
PROFILE
阿曽山大噴火(あそざんだいふんか)>
1974年、山形県生まれ。お笑い芸人として活躍する一方、月曜日から金曜日の9時〜17時で、裁判所に定期券で通う裁判傍聴のプロ。裁判ウォッチャーとして各種メディアに出演中で、ラジオではTBS『荒川強啓 デイ・キャッチ!』(火曜、金曜)、CBC『北野誠のズバリ』(木曜)に出演中。ファッションにも独自のポリシーを持ち、“男のスカート”にこだわっている。>
公式Twitter
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1974年、山形県生まれ。お笑い芸人として活躍する一方、月曜日から金曜日の9時〜17時で、裁判所に定期券で通う裁判傍聴のプロ。裁判ウォッチャーとして各種メディアに出演中で、ラジオではTBS『荒川強啓 デイ・キャッチ!』(火曜、金曜)、CBC『北野誠のズバリ』(木曜)に出演中。ファッションにも独自のポリシーを持ち、“男のスカート”にこだわっている。>
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