「映画を観ると、自分の本当の性癖を確かめられると思います。ぜひ、ご自身の本性を把握して、未知への扉を開けてほしいです(笑)」
デビューしてから10年。“清楚系”“ロリータ系”と称されてきた木嶋のりこちゃんが遂にフルヌードを解禁! 「もっと大胆なことをできる自分を見せて今までのイメージから脱却したかったし、25歳(撮影当時)という、30歳へ近づいている年齢も考えて決断しました。私のすべてを捧げた作品です」と語る渾身作、映画『ちょっとかわいいアイアンメイデン』は7月19日から公開だ!!
友だちに胸とか色を撮影前に見てもらったんです(笑)
──フルヌードを初披露した主演映画が話題ですが、決断をしたのはいつでしたか?「12年に決まって翌年の秋に撮影してるので、実は前作の『こたつと、みかんと、殺意と、ニャー。』の公開前には撮り終えていたんです。前作も今回も女の子との絡みがあるんですけど、今回は前回の比ではないので、もっと激しい絡みを経験してるのに、言いたくても言えないっていう、苦しい状況でした。フルヌードになることは私の人生で一番大きなできごとでしたし、最も重大な決断でもあったので私の自慢である、ファンのみなさんを騙しているような感覚でしたね」
──でも美しいカラダですから、観ればファンも納得するのでは。
「うわーっ、そう言って頂けるのが一番うれしいです。すべて見せることに不安があったので、撮影前に鈴木ゆきちゃんと一緒に住んでる原田(真緒)の前でブラを外して、『色とか大丈夫かなぁ?』って、チェックしてもらったんですよ(笑)」
──肌もすごくキレイでした。
「淡いキレイな光で撮って下さった、照明さんの腕がスゴいんですよ。感動して女性の照明さんを抱きしめちゃいましたもん。私自身は金属アレルギーで、肌は弱いほうなんです。だから猿ぐつわをしたまま水責めをされた時は、頬がかゆくなることもありました」
この映画を機に愛する人と拷問危惧を楽しんでほしい
──水責めは辛そうでした。「椅子に逆さに縛りつけられて、ず っと顔に水を注がれ続けましたからね。あれは、人生で初めて死が見えた瞬間でした(笑)顔を背けることを禁じたまま一向に終わる気配を見せないって、吉田(浩太)監督が一番の拷問人ですよ。しかも、結構長回しだったのに一瞬しか使われてないっていう…(苦笑)」
──ほかにも多彩な拷問が盛りだくさんの作品ですよね。
「全体的にポップで爽やかに描かれているので、今まで拷問の世界を知らなかった方は、映画を機に愛する人と器具を楽しんで頂きたいですね。ただし、初心者が吊るすのは命に関わるのでやめておいて下さい!」
──木嶋さんが演じた結月はMからSへと変化しますが、ご自身はどちらに近いですか?
「今までずっとMが強いと思ってましたけど、今回初めて責めてみたら、虐める快感に目覚めたんです。だから映画を観ると、自分の本当の性癖を確かめられると思います。ぜひ、ご自身の本性を把握して、未知への扉を開けてほしいですね(笑)」
──劇中、結月を含め4人の女性が登場しますが、女の子好きな木嶋さんが男性なら責めてみたいのは誰でしょう(笑)
「はるちゃん(吉住はるな)が演じた、舟木碧生ですね。濃厚なラブシーンを演じた時、リアクションが良くて求めた以上の喜びが返ってくるんですよ。しかも豊満でエッチなカラダだから、縛るのもすごく楽しかった。カメラが回っていなかったらヤバかったです。現場で『続編があったら絶対に襲う!』と言っていたぐらいです(笑)」
この映画は私の“第二章”女優として歩むきっかけに!
──自身が拷問されるなら。「虫は絶対に嫌ですけど、縄とムチの、あの焦らす感覚はいいなって。練習で少しムチで打ってもらったんですけど、ちょっといいかもしれないって思いましたから。両方、緩さと強さの緩急の物語があるんです」
──かなり拷問に詳しくなりましたが、本作はご自身にとってどんな存在になりそうですか。
「グラビアでは賞を頂くこともできたので、この作品は私にとっての第二章の始まりで、女優として精進して歩むきっかけになる作品だと思っています。ファンのみなさんは映画を観てあまりの脱ぎっぷりに驚くかもしれませんけど、絶対に納得してもらえるはず、という想いで脱ぎました。誇りと自信を持っている作品なので、この映画で脱ぐことができてホントに良かったと思っています!」
INFORMATION
■映画『ちょっとかわいいアイアンメイデン』
INFO&STORY
絶対に落ちると思っていた名門高校・私立聖アネスティ学園に合格した武藤結月(木嶋のりこ)は入学式当日、いきなり2人の女子生徒に地下室に連行されて手足を縛られ、拷問部に入部するよう迫られる。そこへ、入試の際に出会って一目ぼれした上級生・舟木碧生(吉住はるな)が現れ、碧生にひかれて入部を決めた結月だったが、拷問部には恋愛厳禁という掟があった…。学校公認で拷問を研究する女子校の「拷問部」を舞台に描いた人気コミックの映画化。
CAST&STAFF
出演/木嶋のりこ・吉住はるな・間宮夕貴・矢野未夏・本山なみ・持田加奈子・葉山レイコ・内田春菊
監督・脚本/吉田浩太
漫画/α・アルフライラ
原作/深見真(株式会社KADOKAWA 角川書店刊)
配給/KADOKAWA
公式HP
7月19日(土)池袋シネマ・ロサほかにて全国ロードショー
(C)2014 KADOKAWA
PROFILE
木嶋のりこ(きじま.のりこ)
1988年3月22日生まれ 長野県出身
「制コレ05」で「7テイルズ」賞を獲得。「ミス東スポ2012」グランプリでも知られる。映画はほかに「ピョコタン・プロファイル」「ユリ子のアロマ」「こたつと、みかんと、ニャー。」などに出演。「Z~果てなき希望~」は7月26日公開。メイキングDVD「木嶋のりこ ナイショの放課後 ~映画「ちょっとかわいいアイアンメイデン」発売中。最新DVD「ラブ・パラドックス」は7月20日発売。
公式ブログ
公式Twitter
■映画『ちょっとかわいいアイアンメイデン』
INFO&STORY
絶対に落ちると思っていた名門高校・私立聖アネスティ学園に合格した武藤結月(木嶋のりこ)は入学式当日、いきなり2人の女子生徒に地下室に連行されて手足を縛られ、拷問部に入部するよう迫られる。そこへ、入試の際に出会って一目ぼれした上級生・舟木碧生(吉住はるな)が現れ、碧生にひかれて入部を決めた結月だったが、拷問部には恋愛厳禁という掟があった…。学校公認で拷問を研究する女子校の「拷問部」を舞台に描いた人気コミックの映画化。
CAST&STAFF
出演/木嶋のりこ・吉住はるな・間宮夕貴・矢野未夏・本山なみ・持田加奈子・葉山レイコ・内田春菊
監督・脚本/吉田浩太
漫画/α・アルフライラ
原作/深見真(株式会社KADOKAWA 角川書店刊)
配給/KADOKAWA
公式HP
7月19日(土)池袋シネマ・ロサほかにて全国ロードショー
(C)2014 KADOKAWA
PROFILE
木嶋のりこ(きじま.のりこ)
1988年3月22日生まれ 長野県出身
「制コレ05」で「7テイルズ」賞を獲得。「ミス東スポ2012」グランプリでも知られる。映画はほかに「ピョコタン・プロファイル」「ユリ子のアロマ」「こたつと、みかんと、ニャー。」などに出演。「Z~果てなき希望~」は7月26日公開。メイキングDVD「木嶋のりこ ナイショの放課後 ~映画「ちょっとかわいいアイアンメイデン」発売中。最新DVD「ラブ・パラドックス」は7月20日発売。
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Interview&Text/内埜さくら Photo/おおえき寿一