峠 最後のサムライ
小泉堯史監督と役所広司が『蜩ノ記』に続きタッグを組み司馬遼太郎氏の名著を初の映像化慶応3年(1867年)、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜の大政奉還。 260年余りに及んだ徳川幕府は終焉を迎え、諸藩は東軍と西軍に二分していく。翌慶応4年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに戊辰戦争が勃発。そんな動乱の時代に、越後の小藩、長岡藩の家老・河井継之助は幕府側、官軍側のどちらにも属することなく、中立と独立を目指していた。戦うことが当たり前となっていた武士の時代、民の暮らしを守るために戦争を避けようとしたのだ。だが、和平を願って臨んだ談判は決裂。継之助は徳川譜代の大名として義を貫き、西軍と砲火を交えるという決断を下し、戊辰戦争の中でも最も壮烈な北越戦争へと向かう。妻を愛し、国を想い、戦のない世を願った継之助の最後の戦いが始まった――。
累計発行部数386万部超!幕末の動乱期を描いた司馬遼太郎の長編時代小説「峠」を、第24回日本アカデミー賞の最優秀作品賞に輝いた『雨あがる』や『蜩ノ記』などで知られる小泉堯史監督のメガホン、役所広司、松たか子、香川京子、田中泯、佐々木蔵之介、仲代達矢ら日本映画界を代表する豪華キャストの共演で初の映像化。『蜩ノ記』に続いて小泉監督作に主演する役所が主人公となる継之助に扮し、継之助を支え続ける妻おすがを松たか子が演じる。
一介の藩士でありながら、諸国への遊学を経て培った先見性とグローバルな視野をもとに、領民のための斬新な藩政改革を次々に実行していった幕末の風雲児"知られざる英雄"河井継之助の最後の1年を描く、歴史超大作!
6月17日(金)公開
【CAST】役所広司、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、AKIRA、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢
【STAFF】監督・脚本/小泉堯史 原作/司馬遼太郎「峠」(新潮文庫刊)
【INFO】2022年/日本/1時間54分 配給/松竹、アスミック・エース
公式HP
(c)2020「峠 最後のサムライ」製作委員会
ビリーバーズ
漫画家・山本直樹がカルトの世界を通して人間の欲望をあぶり出した同名コミックを映画化!カルト的な集団に所属するふたりの男性とひとりの女性は無人島で共同生活を送り、"孤島のプログラム"という指令を実行していた。メールの指示で瞑想や夢の報告などに勤しみ"安住の地"へ行くための修行を続ける彼らだったが、些細なことから関係性にひびが入り…。「第45回日本アカデミー賞」で新人賞に輝いた磯村勇斗が映画初主演を務め、漫画家の山本直樹さんによる問題作を実写化した。
7月8日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次公開
【CAST】磯村勇斗、北村優衣、宇野祥平、毎熊克哉、山本直樹
【STAFF】原作/山本直樹「ビリーバーズ」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊) 監督・脚本/城定秀夫
【INFO】2022年/日本/1時間58分
配給/クロックワークス、SPOTTED PRODUCTIONS
公式HP
(c)山本直樹・小学館/「ビリーバーズ」製作委員会
映画『ゆるキャン△』
発行部数700万部を突破したキャンプブームの火付け役コミックがアニメ化に続き映画版登場東京のアウトドア用品店に勤務するなでしこ、名古屋の出版社で編集者として働くリン、東京のイベント会社から山梨の観光推進機構に転職した千明、山梨の小学校教員となったあおい、横浜のペットサロンでトリマーとして働く斉藤が再び集い、キャンプ場づくりに奔走――。女子高校生たちがアウトドアを楽しむ姿をゆるやかに描いたアニメ「ゆるキャン△」の劇場版で5人が大人になった姿を描く。
7月1日(金)全国ロードショー
【CAST】花守ゆみり、東山奈央、原紗友里、豊崎愛生、高橋李依
【STAFF】原作/あfろ(芳文社「COMIC FUZ」掲載)
監督/京極義昭 脚本/田中仁、伊藤睦美
【INFO】2022年/日本 配給/松竹
公式HP
(c)あfろ・芳文社/野外活動委員会
破戒
過去に名だたる巨匠が映画化してきた島崎藤村の不朽の名作を間宮祥太朗主演で60年ぶりに!被差別部落出身の瀬川丑松は故郷を離れ小学校の教壇に立っている。生徒に慕われている彼は、出自を隠していることや差別の現状に悩む一方で、士族出身の女性・志保に恋をしている。同僚の銀之助にも支えられていたが、学校では丑松の出自が疑われ始めてしまう。島崎藤村の名作文学を木下恵介、市川崑に続き60年ぶりに映画化。間宮祥太朗が苦悩しながらも、生きていく主人公・丑松を演じる。
7月8日(金)丸の内TOEIほか全国ロードショー
【CAST】間宮祥太朗、石井杏奈、矢本悠馬、高橋和也、小林綾子、竹中直人、本田博太郎、田中要次、石橋蓮司、眞島秀和ほか
【STAFF】原作/島崎藤村『破戒』 監督/前田和男 脚本/加藤正人、木田紀生
【INFO】2022年/日本/1時間59分 配給/東映ビデオ
公式HP
(c)全国水平社創立100周年記念映画製作委員会