File.62 田渕百恵プロ
──ブログを拝読しましたが、貧乏苦学生時代があったとか。
「ウチは家族みんなが変わり者で、私が中学校を卒業するタイミングで『家族解散!』と言われまして…(笑)私は高1から(地元の)北海道で一人暮らしを始めたんです。夜間高校の学費は父が払ってくれたんですけど、生活費は家電量販店や飲食店などの昼間のアルバイト代で賄っていました。ガソリンスタンドでも働いたんですが、冬場はきつかったです。全身に貼るホッカイロ代が、時給を上回ってしまっていたので」
──あはは!そこから麻雀プロになるまでの道のりは。
「私のことを心配してくれた姉から、『麻雀とお酒が強ければオジサマたちに可愛がられて人生何とかなるから』と言われたのがきっかけです。当時は自動車工場で働いていて、工場の上司が最高位の事務局長で、麻雀ができるから『プロにならないか』と。最初はお誘いを断っていたんですが、『お前に選択肢はないから!』と言われてテストを受けました。それが24歳の時でした…(笑)しばらくは工場勤務とプロの仕事を並行していたんですけど、東京で勝負してみたかったので3年前に上京しました」
──東京は楽しいですか?
「北海道は魚介類とかラーメンといった美味しい食べものが決まっているんですけど、東京は多国籍の料理が味わえるのですごく楽しいです。私、ビールと食事を楽しむために生きていて、死ぬまでビールを飲みたいので全く貯金ができていませんが…」
──では、パートナーになる人もお酒は飲めたほうがいいですか。
「私が1日ビール3リットル飲むことが目標なので(笑)飲めたほうがうれしいです。あとは、いつもニコニコしていて怒らない人で、私のことを最優先で考えてくれて、ワガママを聞いてくれる人。『コンビニでアイスを買ってきて』とお願いしても嫌がらないで、笑って引き受けてくれるような人が理想です」
──他には?
「偏食ではない人です。今までお付き合いしたことはないんですけど、食事の主導権はできれば私が握りたくて。私が嫌いな昆布巻き、らっきょうを食べなくてもOKな人がいいです。あとメガネとスーツにも萌えます。これが、上京して一番よかったと思えることでした。東京にはメガネ&スーツ男子がたくさんいて、電車内でよこしまな視線で観察し放題ですから」
──(笑)ありがとうございます。最後にプロとしての目標も。
「5年以内に、絶対に女流最高位決定戦のトップは獲りたいです。そして、〝最高位といえば百恵ちゃん〟と言われるような存在になりたい。私の名前の由来は山口百恵さんではないですし、家族全員、純血の音痴ですが(笑)最高位を背負って立つプロになることが目標です!」
PROFILE
田渕百恵(たぶち・ももえ)
1991年6月1日北海道生まれ。趣味は料理。
田渕プロと会えるお店はココ!
まーすた下北沢店
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-8-4 松田ビル3F A号室
小田急線下北沢駅より徒歩3分
TEL:03-5453-1030
営業時間:17時~23時
※勤務曜日と時間は要問い合わせ。
田渕プロのツイッターでも確認できます。
公式Twitter
田渕百恵(たぶち・ももえ)
1991年6月1日北海道生まれ。趣味は料理。
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〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-8-4 松田ビル3F A号室
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企画・取材・文/内埜さくら 撮影/おおえき寿一