【取材こぼれ話】「LADY’S SEAT INTERVIEW act.318」は安田聖愛さん
◆榎本二郎監督からは役柄的な部分では「あんまり細かくは言われなかった」と語る安田さん。現場で唯一あったダメ出しは、まさかの「歩き方が変」だったとか。何度も注意をされて最終的にOKは出たものの、「現場ではモニターチェックをする時間がなかったから、どう変だったのかが自分ではいまだに謎のまま」だとか。◆「愛と平和」をテーマに掲げたモナコ国際映画祭で見事グランプリを受賞した本作。安田さん自身も「みなさん、すごく真剣に観てくださっていましたけど、丹古母(鬼馬二)さんのシーンではやっぱり笑いが起こってました」と、観客の反応に現地で興奮したという。ちなみに、その丹古母氏は同映画祭で助演男優賞を獲得した。
◆芸能界を志したきっかけは、ドラマ『エースをねらえ!』(2004年)などに主演していた上戸彩さんへの憧れから。現在は「特定の人がいるとそっちに寄ってしまうから」と目標となる人物像はあえて置かず、「できませんと簡単に言わない」「監督や演出家の求めに100%を返せる」女優へと邁進する。
日本歯科医師会が全面的にバックアップした異色の“デンタル”ラブストーリー『笑顔の向こうに』が、2月15日より全国のイオンシネマで公開される。ドジっ子だけどまっすぐなヒロイン・真夏役を好演した期待の新鋭・安田聖愛さんに、自身の演じた役柄と見どころ。女優としてのこれからをざっくばらんにうかがった。