【取材こぼれ話】「教えてパイセン!直撃インタビュー!!」は神田松之丞さん
◆「『Pen+』の『完全保存版1冊まるごと、神田松之丞』はお笑い演芸番組『ENGEIグランドスラム』を観てくださった編集さんからオファーを頂きました。今の時代に初版3万部と頑張って頂き、感謝しています。出版するにあたりお金を回収できなければいけないので、いろいろとこだわりを詰め込んで作りました」◆「僕の影響だけではないんですけど、業界が飽和状態なので、弟子を取らない人も増えいるんです。僕はまだ弟子を取ることができない身分ですが、やってみたい人は門を叩いて頂ければ。シビアな世界なので食えるかどうかは分かりませんが、好きであれば食えなくても続けられると思います」
◆「いまだに地方へ行くと、講談とは何かを知らない、お客様たちが『意外と面白かった』と言ってくださるんです。この感想が一番好きで、僕が狙っていたこと。講談はナマで聴くと面白いし、分かりやすいし、堅苦しくもないんです」
「講談」というマイナーだった芸を一躍人気ジャンルに引き上げた新進気鋭の講談師、神田松之丞さんが初登場。読み物を異例の早さで継承し、持ちネタの数は10年で130超え。独演会のチケットは即日完売。普及の立役者が考える講談界の未来とは――。ラジオ番組『神田松之丞 問わず語りの松之丞』や雑誌「Pen+」の「完全保存版1冊まるごと、神田松之丞」の話を交えつつ、夢を叶えたご本人から夢の叶え方も伝授してもらった。下ネタも気さくに話してくれる、ラジオそのままの人柄にスタッフ一同、惚れました!