猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)
極度の怒りと葛藤のドラマが交錯するとき
猿と人類の“人間性をかけた”戦いが始まる1968年に公開され、シリーズ化した『猿の惑星』は、2011年に新シリーズとして誕生した。過去 2作とも初登場全米No.1 に輝いたが、3作目にしてシリーズ最終話となる。日本に先駆けて全米 4022 館で公開となり、週末3日間で 5,626 万ドル(約 63 億円)を叩きだし、先行する『スパイダーマン:ホームカミング』『怪盗グルーのミニオン大脱走』などを押さえ、堂々全米初登場1位に輝いた。
観客のシネマスコアは“A-”、評論家の評価は 94%(ROTTEN TOMATOES 調べ)と、非常に高いことから、最終興行収入で2億ドルにどこまで迫るか、今後もさらに注目が集まっている。
高度な知能を得た猿たちの反乱、人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争という衝撃的なストーリーを描き、まさに全世界震撼の反響を呼んだ『猿の惑星』シリーズ。最新作では、地球の支配者を決める戦いが、ついにクライマックスを迎える。はたして地球の未来を切り開く“希望の地”へ、たどり着くのは猿か、それとも人類か。カリスマ的な主人公のシーザーが、リーダーとしての使命感と家族を奪われた復讐心の狭間で葛藤するドラマを核にし、観る者の胸を締めつけるエモーションが息づく。誰もが知っている結末の、誰も知らなかった壮絶なドラマが遂に明かされる―。
前2作に続いてシーザーを演じるのは、アンディ・サーキス。そのシーザーの前に立ちはだかる宿敵の大佐に扮するのは、2度のアカデミー賞ノミネートを誇る名優ウディ・ハレルソンだ。また、新たに登場する謎めいた少女・ノバが、人類たちの未来と運命を左右していく様も目が離せない。
10月13日より、全国ロードショー
【キャスト】アンディ・サーキス、ウディ・ハレルソン、アミア・ミラー
【スタッフ】監督/マット・リーヴス
【その他】2017/アメリカ/2時間20分
公式HP
(c)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
50年後のボクたちは
かつて14歳だったすべての大人たちへ贈る
疾走感と切なさがつまったロードムービー14歳のマイクはクラスのはみだし者。同級生からは変人扱い、両親の仲もうまくいっていない。そんなある日、 チックというちょっと風変わりな転校生がやって来た。夏休み、2人は無断で借用したオンボロ車に乗って南へと走り出す。旅の途中で訪れる、いくつもの出会いと別れ。やがて無鉄砲で考えなしの旅は、マイクとチックにとって一生忘れることのできないものになっていく。
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか、全国順次公開中
【キャスト】トリスタン・ゲーベル、アナンド・バトビレグ・ チョローンバーダル
【スタッフ】監督・共同脚本/ファティ・アキン
【その他】2016/ドイツ/1時間33分
公式HP
(c)2016 Lago Film GmbH. Studiocanal Film GmbH
スクランブル
『96時間』『ワイルド・スピード』製作陣が放つ
観る者を欺くクライム【ケイパー】ムービー兄のアンドリューは頭脳、弟のギャレットはメカニック担当の、高級クラシックカー専門の強盗団、フォスター兄弟。今回はオークション会場から搬出された、37年型ブガッティを奪うはずだった。しかし落札したのが残忍なマフィアだったために、兄弟は囚われの身に。助かるには敵のマフィアが所有する62年型フェラーリを1週間で盗まなければならない。美しく完璧な計画が今、始まる…。
9月22日より、TOHOシネマズ みゆき座ほか、全国ロードショー
【キャスト】スコット・イーストウッド、フレデッリック・ソープ、アナ・デ・アルマス
【スタッフ】監督/アントニオ・ネグレ
【その他】2017/フランス・アメリカ/1時間34分
AMY SAID
俳優のマネージメント集団ディケイドが
設立25周年記念に挑んだ大人の青春映画映画研究会のファムファタル的存在だったエミが突然いなくなって20年。彼女の命日、20年ぶりに集まった7人。パン屋を営む朝田、無農薬野菜を作る飯田と直子。売れない俳優・岡本、キャリアウーマンの美帆、介護士の五島、IT会社を経営する木塚。「本当は知っているの。エミが死んだ理由。」直子の突然の告白と招かざる客、川崎。エミが残した言葉の意味を探す、ある一夜の物語が始まる。
9月30日より、テアトル新宿ほか、全国順次ロードショー
【キャスト】三浦誠己、渋川清彦、中村優子、山本浩司、松浦祐也、テイ龍進、石橋けい、大西信満、村上虹郎、大橋トリオ、渡辺真起子、村上淳
【スタッフ】監督・脚本/村本大志
【その他】2016/日本/1時間36分
公式HP
(c)2017「Amy said」製作委員会