2008年度J-KICKラウンドガールや5代目やりすぎガールを務め、グラビアでも人気の水沢彩ちゃんが8月公開の「妹の彼女」で映画デビューを飾った。初出演作が女の子同士が恋する“ガールズラブ”で運動オンチなのにスポーツ万能？　水泳も得意でバンドのヴォーカルもこなす樹里に恋しちゃう!?
──出演されている映画「妹の彼女」が公開になります。紹介してもらえますか。
「WEBドラマとしてスタートした『妹の彼女』。第二章を劇場公開作品で製作することが決まり、出演のお話を頂きました。実は…まだ撮影の真っ最中なんですよ」

──話を聞いた時はどんな感想を。
「聖赤城学園という女子高を舞台にしたガールズラブの話なんですけど、その時は概要だけで。スタッフの方から『どの役がいい？』と聞かれ奪う役がいい！　と答えたら樹里に決まりました」

──撮影エピソードを教えてください。
「恋人役の桃ちゃんは中２になったばかり。私は23歳ですが２人とも同じ高２の設定なんです。桃ちゃんに『制服、全然、イケてますよ～』と励まされてます（笑）。彼女とはキスシーンもあるんです。明るくて超カワイイんですよ～。桃ちゃんのスチール写真をもらって台本に貼ってあるくらい超ラブラブなんで。撮影の合間とかはガールズトークに花が咲き、学校と一緒で　会うと抱きついたりして」

──作品のタイトルは、「妹の彼女」ですよね？　妹が楢葉桃菜ちゃんでその彼女が彩ちゃん…ということは主演？
「いえ、２人を引き離そうとする姉・水帆役の松下美保ちゃんが主演です。それに反発する妹がいて、彼女役の私がいて…」

──役作りで苦労した点などは。
「樹里はクールで、ボーイッシュ、カッコいい女の子。難しかったけど楽しかったです」

──学生時代に女の子から告白された経験とかあった？
「女の子の友人って少ないんですよ。女同士っていいコぶったり、気を遣ったりで大変だから（笑）。でも、可愛い女の子が好きなので演じるに当たっては大丈夫でした」

──では、作品の見どころを。
「カッコいい私？　バスケ部での奮闘シーン、運動オンチの彩が頑張りましたから！ あとは樹里ＶＳ水帆。３人それぞれに心境の変化があって、印象的な姉のセリフ、ラストシーンは鳥肌立ちますもん」

──公開待機作の映画「箱入り娘」はどんな内容ですか
「聞いて下さい（笑）。ホラー映画で、私が演じたのは結界の中で無差別に人を殺すお人形さんの役です。白いウエディングドレスを着て返り血を浴びまくってます」

──撮影裏話を。
「衣装のウエディングドレス、コーヒーに浸して、それを洗ってヨレヨレ感を演出したんですが、匂いが取れなくて大変でした。アクションシーンもあるけど衣装がピタッとしていて足が開かないし、動きづらくて…でも頑張ったのでお楽しみに」

──今後の活動などについて聞かせて下さい。
「通販と旅行が一緒になった『突撃　旅行de買い物」という番組に出演してます。清水國明さんと森崎愛ちゃん、私の３人で食べ歩きを（笑）。清水さんがいろいろ教えてくれて、奥多摩ではヤマメやニジマスが釣れましたから。あとJ-Networkというキックボクシングのラウンドガールもやってます。８月31日、後楽園ホールで待ってます。『妹の彼女』は初出演映画なので是非、劇場に足を運んでほしいです。初日舞台あいさつにも登場予定です!!」