ター「こんにちわ。今回で9回目の『なまら通信』はゴールデンルーズ根本、札幌で構成作家をしているわきコ、ターコイズの三人でお届けします。」

ネモ・ワキ「「よろしくお願いします！」

ワキ「今日、札幌よしもとでやってる『笑道』っていうお笑いライブがあって、年間チャンピオンを決める頂上決戦があったんです。チャンピオンにはササタニっていう現役高校生がなったんですよ！根本さんは出てなかったんですけどねｗ」

ネモ「今回予選落ちだったんだだよねー！」

ター「うわっ開き直った!?よりによって高校生が優勝した大会で…。 さて、それでは仕切り直して今回はしんどかった仕事！　若手芸人のバイト事情！　そんなことをお題に、話に花を咲かせたいと思います。」

ワキ「こっちに来て2年くらいしかバイトしてないんですけど、大変だったのは大手通信会社のテレアポですねー。」

ター「早速来ました、リアル話！！！」

ワキ「『あなたたちの請求している金額はおかしいんですけど！　直ちに2000万返してもらってもいいですか？』という電話が掛かってきて。こちらは『お客様情報を調べますのでお名前、電話番号、生年月日をお伺いしてもよろしいですか？』と返すじゃないですか。なのに先方は『いや、直ちに2000万円返してもらえますか？』『あなたたちの請求金額はおかしいんですけど！』というフレーズを延々繰り返すだけで…。」

ネモ「わーキテるなーーー。」

ワキ「そうなんですよ、コールセンターってこちらから電話を切ることができないんです。かれこれ10分くらいはこの無限ループのやり取りが続いて、上席が気が付いてこちらに回すようにとの指示が出る。それの繰り返しなんです。」

ター「厳しいね〜。」

ワキ「僕個人だけでも、月25日出勤で月に2〜3回はこの電話に当たってましたから、相当な頻度で掛けてきてましたね。」

ネモ「北海道ってテレアポ多いよね。」

ワキ「そうなんですよね。標準語で賃金安くて賃料も安い。」

ター「人間性が温厚とも言うしね！」

ネモ「僕は遺品整理のバイトしたことありますねー。」

ター「それも厳しいところありそうだね。」

ネモ「そうなんですよ。部屋に入るとベッドがそのまま置いてあって、そのままお逝きになられたような痕跡があるんですよー。」

ワキ「わあ―――。」

ネモ「なんともいえない酸っぱい匂いがするんですよー給料は良かったんですけど。」

ター「スゴイねー。2人とも経験豊富だわ。でもまだあるんでしょ？ｗ」

ワキ「老人ホームの食事を作る仕事をしていたことがあるんですが『通常食』『軟菜』『刻み』『刻みとろみ』『とろみ』っていうランクがあって、その食事によって、あの世へのカウントダウンになってるんですよ。これはキツイなーって思いましたよ。」

ネモ「それもキテるねー。」

ター「生と死に直面してるねー。」

ワキ「これは時効だと思うので、僕がおもいっきり飛んだ話を発表します(笑)」

ター「時効ってあるのかー？ｗｗ」

ワキ「ある外資の飲食店オープニングスタッフ募集で面接に行ったら、担当者が日本語片言のスリランカ人で。採用が決まりキッチンで働くことになったんですけど、そこも片言の日本語が飛び交う外人だらけ。仕事を教えてもらおうと思っても片言で、挙句の果てにはこれ見てと渡されたマニュアルが全部英語。唯一覚えてるのが『白身魚を60ozづつに切る』ってあったんですけど、60ozが分からないじゃないですか！適当に切って、『終わりました！』とタイムカードも押さずに逃げるように帰りましたよーｗｗ」

ター「はーーーー！それは確かに先が見えないわー。1日で鬱になるかもｗｗでも飛ぶのだけはよくないね(笑)」

ネモ「若手ってお題に乗った話からなんですけど、札幌よしもとは90％はバイトしてますね。同じコンビニの違う店舗3軒で回してるスゴイ強者もいますよ。」

ター「えっ。それってロ○ソ○なら違うロ○ソ○を掛け持ちってこと？」

ネモ「そうなんですよ！僕たち若手芸人って急に仕事が入ったらバイトを休まなきゃいけないじゃないですか。1軒でボリュームが多くなると、やることも複雑になったり、責任も多くなったりして、休みにくくなるという理論でらしいです。本業は芸人！　どこでもペーペーでいたいというプロのフリーターですよね！」

ター「芸人の、いやフリーターの鑑だね。 あれ、どっちだｗｗ」

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