クオリティーの高い楽曲で、過去のミニアルバムとシングルを全て完売した実績を持つアイドルグループClip Clipが1月17日にアルバム『Shin-Se-Kai』をリリース。今回は5人のメンバーを代表して唯一の初期メンバー奏さやかさんと16年3月に加入した咲村良子さんに新作のPRポイントや面白すぎるプライベートな一面を聞きました。
──初登場なので、まずは自己紹介をお願いします！
咲村「アウトドアが大好きな“咲子”です。両親の影響で物心つく前からスキーをしていたし、３千メートル級の山登りにも挑戦したことがあります。中学時代は、川で泳ぐ時は手づかみで魚を捕まえていました」

奏「それって、アウトドアじゃなくてサバイバルだよ（笑）だけど咲子は、『無人島で誰と暮らすか』という話になった時、メンバー内で一番の人気者なんです」

咲村「学生時代は生徒会に所属してたから、スケジュール管理もすごく得意だよ？」

奏「私も生徒会だったことあるよ。クビになったけど…」

──なぜクビに!?
奏「朝、起きられないからです。中学生の頃、担任の先生から私にだけモーニングコールが掛かって来るんですけど、それでも起きられない。でも、どうしても学校に来いって言うから、パジャマに校章をつけて、靴はローファーを履いて、電車に乗って何とか学校へ行ったんです。そうしたら先生から『帰れ!!』と怒られました」

咲村「自分のお世話ができないコなんです。これが“姫”と呼ばれるゆえんです」

──とんでもないエピソードですね。ほかのメンバーも気になります。
咲村「最年少の美尋（彩）は、自然体の天然娘なんです」

奏「レコーディングで囁き声を入れた直後、低い声で『ただ今の心霊現象をお聞き頂けただろうか』と耳元でコソッと言われて私、歌入れが終わっていないのに笑ってしまいました」

咲村「るいぴょす（南条るい）は自分のことを“大天使”と呼んでいて、前髪にこだわりを持っているコです。自分で毎日前髪をカットして、ケープでガチガチに固めるんです」

奏「ひっきー（辻輝流）はかなりオタク。『弱虫ペダル』にハマっていて、自転車まで買いました。そしてダンスが上手で、横目で見て彼女の振り付けを確認することもあります」
──個性的な5人が歌う新アルバムはどんな内容ですか？
咲村「5人でリリースする初めてのアルバムなので、タイトルが『Shin-Se-Kai』なんです。これを聞いて頂ければ私たちの音楽を分かってもらえるザ・Clip Clipという内容になっています。ファンの方から一番人気の『ナナメキモチ』は、このアルバムのために５人で録り直したんです。クオリティーの高さには自信があるので、アイドル好きではない人も普通に楽しめます」

──姫、咲子に、全面的に任せすぎではないですか？作詞した『Night Rain』をPRしないと！
奏「友達が『聴いて泣いた』と言ってくれてうれしかったんですけど、『失恋したの？』とも聞かれました。最初はロック調だったけど、ピアノが入って切ない曲調に変化したから恋を失う内容にしたんです。歌詞は自分の経験じゃなくて、漫画や海外ドラマからインスピレーションを受けた言葉を書き留めたネタ帳から引用しています」

咲村「最初は『本当に自分で書いたの？』と疑われたよね。姫は言葉をよく間違えるんです。『素人に毛が生えた』を『卵に毛が生えた』と言われた時はかなり悩みました…」

奏「チェキなんて、ファンの方が間違い探しをしますし」

──最後に今年の目標を！
咲村「今年中にワンマンライブをやりたいし、アイドルなら出たいTIF出演が今年こそ目標です」

奏「私の胸がＦカップ、咲子がＧカップで、るいぴょすもひっきーも大きいんです。美尋だけが成長途中なので今年中に私達で育てておきます（笑）」