雑誌「Ｐｏｐｔｅｅｎ」のモデル出身で、現在は女優として活躍中の大澤玲美さんが初主演を務めた映画『初恋スケッチ～まいっちんぐマチコ先生～』が９月８日に公開される。グラビアにも出演する彼女が体当たりで挑んだお色気シーンや芝居、作品になぞらえた恋愛観を聞いた。
──劇中では抜群のスタイルを披露していましたね！
「2年半ぐらい前からパーソナルトレーニングを受けていて、麻衣マチコ先生役に決まってからはさらに通う回数を増やして身体を作ったんです。私、食べている時が一番幸せだし一度の食事量も多いほうなんです。食事以外も“おひとりさま”が好きで、映画やカラオケ、ショッピングも1人で行きます。…って、私、友だちがいないコみたいじゃないですか…？」

──いえ（笑）撮影中は？
「（本作企画・松本ヒロシ役で出演の）前田けゑさんがケータリングでお寿司をご馳走してくださったんです。周りのみなさんが遠慮している中、私は大好物のサーモンとエンガワとウニを２貫ずつと、ほかにもお腹いっぱいになるまで頂きました」

──健康的に食事をしつつカラダを鍛え体当たりの演技をした、と。
「特に大変だったのが、風を起こしてもらう中でスカートがめくれるシーンです。完成作品を観て自分でも驚くほどガッツリ見えていた下着は、スタイリストさんと一緒に私が選びました。ピンクでサイドに紐がついていて、マチコ先生っぽいなと思ったんです。私自身は普段は穿かないんですけど、演じる時に身に着けていたガーターストッキングもセクシーだし、下着姿で押し倒されたりもしたので、確かに体当たりでした」

──Fカップの胸の谷間に釘付けになる男性も多いかと。
「多分、遺伝だと思います。私は三姉妹の長女なんですが、2人の妹のほうが大きいんです。母は『昔は大きかったのよ』と自分で言っています。『あなたたちに母乳を与えたから今は控え目になっちゃったけど』と（笑）」


──主人公のマチコ先生役はオーディションで決まったそうですね。
「1グループ目のトップバッターだった上に、その場で『まいっちんぐ！』ポーズをしたので、かなり緊張しました。会場には原作者のえびはら武司先生もいらっしゃったんです。最初は怖いかもと思ったんですけど気さくな方でした。『マチコ先生のポーズをして』とオーダーされて写メを撮って頂いたんです。原作は両親世代の人気作品で決まった時は喜んでくれましたし、私も存じ上げていました。だから、『大澤玲美と言えばマチコ先生を演じた人ね』という作品にしたいし、次に実写化されるならまた私が演じたいです」

──作品のテーマである恋になぞらえて、好みのタイプも。
「私にとことん優しくしてくれて、毎日『好きだよ』と、気持ちを言葉にしてくれる年上の男性がタイプです。長女だからか、甘やかしてくれる人がいいです」

──ありがとうございます。改めて作品の魅力を教えて下さい。
「当時を知る世代のみなさんも、今回初めてご覧になる方々も楽しめる、新しいマチコ先生が描かれています。笑えるシーンや感動できる場面もあります。私の“まいっちんぐ！”なシーンも期待していて頂きたいです。エンドロールでは私がソロで踊っているのですが、覚えやすいので“恋ダンス”みたいに広まってくれるのが願いです」

──映画以外では『地・中・海ケイバモード』でアシスタントＭＣを務めていますよね。
「衣装は毎回、自分でセレクトしているので注目して頂きたいです。この番組で初めて競馬をしたので最初は猛勉強しましたけど私、馬と会話ができるんです！現役時代のキタサンブラックに『勝ちますよね？』って聞いたら、『うん、うん』と頷いて本当に勝ったんです。二冠牝馬アーモンドアイも同じように話しかけて勝ってくれました。私が会いに行くと勝つらしいので、ぜひ注目して下さい」